2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧
6月最終日.出席者は少し戻って18名. 酸化と還元 酸素原子を受け取る,水素原子を奪われる,電子を奪われる,酸化数を増やす,といった場合が「酸化」です.これの逆が「還元」です.酸化と還元は必ずセットで起きます. 酸化数 誤解されやすい概念の「酸化…
履修者84名中81名出席,96 %.鉄道事故と悪天候で遅刻が目立ちました.途中からきいてもよくわからなかったでしょうねぇ,特に今回は. 前回やったこと・質問・コメント・その他紹介 くわしくは前回の講義録後半参照↓ (10)物質の三態変化 (2010-06-23) 定義…
履修者47名中45名出席,96 %. 前回やったこと・質問・コメント・その他紹介 くわしくは前回の講義録後半参照↓ (8)化学反応式とモル(2010-06-18) 状態変化 固体,液体,気体と状態が変わる際に,熱エネルギーの出入りが伴います.例えば氷の入った容器を暖め…
先週の要約を小島先生が担当された後,情報学の藤原先生にバトンタッチ.実験レポートではなく,一般的な調査報告を目的とするレポートの作成法についての講義がはじまりました. 大学ではレポート提出を求める科目が多数あります.レポート作成とは,自ら調…
懇和会に参加する学生が集まりました. 懇和会というのは,北里大学一般教育部が用意している,学生と教員との親睦を深める会です. 授業とは別の次元で、大学でのキャンパスライフをより豊かにするために、また先生方や他学部の学生との交流・絆を深めるこ…
pHが出てきました.出席者数18名. 酸と塩基の価数 酸分子中のH+となるHの数が「酸の価数」,塩基分子が受け取ることのできるH+の数が「塩基の価数」となります. 電離度 水に溶けて陽イオンと陰イオンを生じる物質を電解質といいます.溶かした電解質がかな…
履修者84名中82名出席.98 %. 前回やったこと・質問・コメント・その他紹介 くわしくは前回の講義録後半参照↓ (9)化学反応式とモル(2010-06-16) 状態変化 固体,液体,気体と状態が変わる際に,熱エネルギーの出入りが伴います.例えば氷の入った容器を暖め…
履修者47名中,出席46名,98 %. 化学関連トピック紹介(1):はやぶさとイトカワ 小惑星イトカワまで往復してきた国産宇宙探査機はやぶさを紹介しました.宇宙探査は化学の面からも興味深い領域です.地球外の天体にはどのような物質があるのか,地球との違い…
先週の続きで,社会科学の小島先生が担当されました. 「文章表現法(2)電子メールによる問い合わせ」のつづき 5名から6名のグループワーク.「新人歓迎会の日程について顧問の先生に相談する」という場面で,どのような文章を書けばよいのか,というのがテー…
履修者84名中,79名出席,94 %. 化学関連トピック紹介:はやぶさとイトカワ 小惑星イトカワまで往復してきた国産宇宙探査機はやぶさを紹介しました.宇宙探査は化学の面からも興味深い領域です.地球外の天体にはどのような物質があるのか,地球との違いは…
いよいよ酸と塩基,そして中和が出てきました.ここがわかっていないとこの先,各種サンプル溶液をつくる作業に出くわしたときに困ったことになります. 酸と塩基 H+を出すのが酸,受け取るのが塩基. H+の授受 酸と塩基は相対的なものだという考え方です.N…
履修者47名中45名が出席.その全員が自習課題を提出. 前回やったこと・質問・コメント・その他紹介 くわしくは前回の講義録後半参照↓ (6)原子の結合(1) 動画:塩化ナトリウムの生成 前回,時間切れになったために紹介できなかった化学反応動画の紹介.1本目…
実験レポート講評 先週提出してもらった実験レポートのなかから,参考になるものを数点選んで講評しました.全員のレポートは私からコメントをつけた上で返却です. ここで小島先生にバトンタッチ. 文章表現法(1)リアクションペーパーへの記載 ほとんどの科…
先週に引き続き原子軌道との関係から原子の結合をみて行きました.履修者84名中,出席81名.96 %. 多重結合のしくみ 窒素分子N2と二酸化炭素分子CO2を例にとりあげ,sp2混成軌道,sp混成軌道,σ結合,π結合といった点から多重結合のしくみを解説しました. …
出席18名.徐々に出席者数が減っています.卒業単位外科目であることと,自分で勉強するスタイルの方が向いていると判断する学生がいることなどから,例年,この科目は回を重ねるたびに人数が減って行くのです. 今回は「熱」が出て来るところです. 今回は…
昨日の午後は大学研究家の山内太地さんにお会いしました.山内さんは世界中の大学を実際に訪問されて,その様子をブログと著書で公開されている方です. 世界の大学めぐり 山内さんにお会いすることになったきっかけは,山内さんが先週の水曜日にブログに書…
今回から原子と原子のつながりかたを見て行きます.履修者47名中46名が出席.98 %. 先週の講義に関するコメント質問その他なんでも紹介 詳細は前回の講義録後半参照. (5)原子の構造(2)(2010-05-28) 羽根のない扇風機と飛行機とベルヌーイの定理 前回,羽根…
実験実習の最終段階/実験を行ったことを宣言する書類/やってはいけないこと/実験レポートの形式/実験レポートの文体/実験レポートの構成/
実験手順書をよむ→実験をやってみる→レポートにまとめる,という流れを体験する3回コースの最終回です.前回の記録↓ (6)実験レポートのかきかた(1)(2010-05-27) 実験中の記録をふりかえる 先週の「ペーパークロマトグラフィー実験」の際に記録してもらった,…
第I期木曜日の化学実験実習は今回で終了です.「大学に入学して初めて体験する実験科目が化学実験だった」というグループも,この6回の実験を通して理系学科の実験科目というものがわかったことでしょう.次週からは生物学実験や物理学実験に移動です. 今回…
履修者84名中,81名出席.96 %. 今回の目標は,電子の挙動に基づいて分子の「かたち」が決められる理由を説明することです.これまでの講義が高校化学の復習だと感じていた人にも,大学らしさを感じてもらえる箇所です.狙いは電子の挙動について今までより…
出席21名.前回より数名増えました.この先,計算問題の解き方を含む演習がメインになってきます. 化学反応式 まず化学反応の前後で原子数が変化しないことがポイントです.原子数が変化しないので質量も変化しません.これが質量保存則です.反応前が反応…
8月完成予定の一般教育部新棟は建設工事が順調に進んでいるようです. ほぼ全体が保護シートに覆われていて,工事の様子は外側からはよくわかりませんが,工事関係者からきいた話では,すでに1階から3階までは内装工事が完成に向かいつつあるとのことです. …