先週の続きで,社会科学の小島先生が担当されました.
「文章表現法(2)電子メールによる問い合わせ」のつづき
5名から6名のグループワーク.「新人歓迎会の日程について顧問の先生に相談する」という場面で,どのような文章を書けばよいのか,というのがテーマです.
「悪い例」を見せて,どこが問題なのか,どこをどのように直せばよいのか,という点を考えてもらいました.
- 一つのメールに一つの話題
- タイトルは中身が想像できる具体的なもの
- 自分がだれなのかを名乗る
- 判断を求める場合には日程に余裕をもって送信する
などなど,「そんなのは常識だ」と言われがちな点,案外できていないものです*1.これからの学生生活に活かしていきましょう.
新聞の社説を読む
「未成年」の定義は現行法では20才未満です.これを2才引き下げようという動きがあります.これについて書かれた新聞の社説をもとにして,どのように考えるのか,グループワークで意見をまとめてもらいました.
答えのない問いに戸惑いつつも,それぞれのグループで活発な議論が進められていました.結局はひとつに意見がまとまらないグループもあり,その場合には賛成者および反対者ぞれぞれの人数と,それぞれの考え方を紹介してもらいました.
賛成意見よりは反対意見の方が多かったのが意外でした.
- 高校3年生で一人前とは思わない
- 税金がかかってきて親の負担が増える*2
- 18才から20才までの2年間の猶予期間がほしい
というような意見が出ました.
みなさん謙虚です.ここに化学の江川教授からコメント↓
18才とか19才の頃は,自分よりも10年とか20年とか多く生きている人のほうが立派で分別のあるものだと思っていたが,そういうわけではないというのが実のところであって(以下略)
次回予告
今回の残り,そしてレポート作成法(実験レポートではないもの)に進む予定です.