Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・一般教育部・野島 高彦)

野島高彦 (@TakahikoNojima) はこういう人 (2019年度)

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2019年版です.更新: 2019-04-30
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連絡先

  • Twitter @TakahikoNojima :北里大学の在学生がフォローしてきたときは,だいたいリフォローしています.フォローされたことに気付かない場合があります.プロフィール欄をみて適当に判断しています.
  • 電話連絡はお断りします.もう電話は使用しておりません. #電話嫌い

1 医療工学科と医療検査学科の「化学『メディカル指向のケミストリー #メディケム 』」講義を担当しています

医療検査学科 (ML) ,医療工学科臨床工学専攻 (CE),医療工学科診療放射線技術科学専攻 (RT) の化学講義を担当しています.

【最近の時間割変更】2009年度から2017年度まで担当してきた金曜2限看護学科の化学講義は2018年度以降は担当していません.2018年度から担当している水曜2限の医療検査学科の化学講義は,2019年度は火曜3限に移動します.

2年次以降の専門科目を学ぶために必要な「化学的な考え方」と「医療技術に関係する化学の基礎」の理解が目標です.

化学を専攻しない医療系学部の1年生向けに化学の内容を組み立ててあるので,高校化学未習得者でも手抜きしなければ苦戦しないしくみになっています.
高校化学習得者を除き,高校化学リメディアル「化学要習」の履修を前提としています.

配布物,過去問,授業評価結果はすべてオンライン公開しています.2009年4月に化学講義を担当し始めてから,すべての回の講義をブログで公開しています.

講義とSNSとの連携を進めています.

履修登録していない学生にも講義を開放しています.Universityの学生には「聞きたい教室に聞きたい講義を聞きにいく自由」があると私は考えているからです.モグリ歓迎☆

この講義の考え方

2 「大学基礎演習『理系スタイルのスタディ・スキル #リケスタ』」を担当しています

前期木曜2限コースで開講されている大学基礎演習の一つを担当しています.
【注意】大学基礎演習は担当者によって演習内容が異なります.

実験レポートの書き方とか,考察ネタ探し方法とか,スライドショー形式で進んで行く講義でノートを取る方法とか,苦しむことなく定期試験をやっつける方法とか,ピンチをチャンスに変える交渉方法とか,相手を動かす日本語メッセージの組み立て方とか,そういうことをグループワーク中心に学ぶコースです.

3 「化学要習」木曜4限コースを担当しています

前期火曜4限の「化学要習」を担当しています (高校化学未習得者対象の高校レベル化学補習講座).学部混成の自由科目です (卒業単位に含まれない科目).

4 「化学実験」を分担担当しています

木曜・金曜午後の「化学実験」を分担指導しています (薬学部,看護学部,理学部を除く全学部) (必修の学科や専攻と,選択の学科や専攻あり).

主に「有機化合物の元素分析」と「アスピリンの合成」を担当しています. 「陽イオンの各個反応」と「未知試料の系統分析」も担当する年度もあります.

5 自然科学書籍の単著での出版実績があります

化学専門書出版社の(株)化学同人 @kagakudojinから2冊の書籍を単著で出版しました.

5.1 化学の教科書『はじめて学ぶ化学』

全30回の化学講義のうち,1回目から19回目の内容は,『はじめて学ぶ化学』として出版されています.私の化学講義では,この本を指定教科書としています.

計算問題については超くわしい解説を書いておいたので,「化学は計算問題がアレ」っていう人でも大丈夫.

『はじめて学ぶ化学』は,北里大学以外の大学でも基礎的な化学の教科書に採択されています.2020年春に第10刷増刷となりました.

5.2 実験研究のガイドブック『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』

主に卒業研究や修士論文研究を始めようとしている時期の学生に対して,どのように記録を残して行くとよいのかを解説したガイドブック『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』を執筆しました.

こちらは大学基礎演習 #リケスタ 向けに準備・蓄積してきたコンテンツを元に内容を充実させたものになっており,大学低学年の実験実習でも役に立つ内容になっています.2019年3月に第5刷増刷となりました.

5.3 三冊目の書籍

2019年中の発行をめざして準備を進めています.

6 専門は生体高分子の化学 (特にDNA) です

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http://www.s-graphics.co.jp/nanoelectronics/freestuffs/large/dna1.jpg
DNA,RNA,タンパク質といった「生体高分子化合物」の化学が専門です.
こうした分子を組み合わせるとどんなことができるだろうか? というあたりに興味があります.
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↑英国王立化学会から2013年1月に発行された「Molecular Logic-based Computation」(A. P. de Silva著) の中で,私が取り組んでいるDNAの研究が紹介されています.

公的科学研究予算の審査委員や,国内外の化学専門論文誌の査読審査員などの活動を通じて,化学専門家として社会連携活動に取り組んでいます.

生命科学と応用化学の接点で行ってきた研究の経験を,化学講義や教科書執筆に活かしています.

7 北里キャンパスナビゲーター #キャンナビ の活動を手伝っています

在学生による大学広報チーム「北里キャンパスナビゲーター」(#キャンナビ) の活動を手伝っています.
北里大学の「入学アドバイザー」として,入学センターと協力しています.

広報活動におけるSNS,ブログ,ウェブサイトの利用方法をいっしょに考えながら,プレゼンテーション,スライドデザイン,htmlコーディングを指導しています.新しいしくみの導入とか,各種トラブルシューティングも私の担当です.

8 SNSを利用した新しい試みに挑戦しています

Twitterのアカウントは @TakahikoNojima です.

8.1 北里つながろうプロジェクト #北里つながろう

Twitterを介して在学生,AO入試,推薦入試,一般入試などで入学が決まった高校生や受験生,卒業生がユルくつながるインフラづくりが 北里つながろうプロジェクト です.#北里つながろう

同期探しや同じ専攻の先輩探し,同じものごとに興味を持ってる仲間探しから,オンライン同窓会まで可能性が広がります.

Twitterの#春から北里タグも #北里つながろう プロジェクトの一環として始まったものです.

オンラインのつながりだけでなく,タイムラインで知り合った人々が実際に会ってみる機会として,各種イベントもやっています.

こういうイベントの運営は,「北里つながろうプロジェクト各種イベント実行チーム @ku_tsunagaro」がやってくれています.

9 社会連携活動にとりくんでいます

9.1 文科省検定理科教科書づくりのお手伝い

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2014年から2016年にかけては,中学校理科教科書づくりのお手伝いをしました(大日本図書).教師用指導書には私の名前とURLが明記されています.日本で最初の例です (たぶん).

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9.2 実験科学教育教材提供活動

「実験レポートの書き方」や「実験ノートの使い方」についての説明スライドを,国内外の大学院,大学,高校に提供し続けています.目指せ全都道府県制覇☆
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9.3 マスコミ取材対応

新聞,TV,オンラインメディアからの取材要請にも対応しています.
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★ みなさまとの出会いを楽しみにしております

講義室や実験室で会う機会のないみなさまとも,北里キャンパスナビゲーター #キャンナビ,北里つながろうプロジェクト #北里つながろう,その他のイベントで交流する機会があるかもしれません.

SNSを通じての交流の機会もあります.毎日のようにTwitterでやりとりしてる学生なのに,私からは顔と名前がわかんない,という人が何人もいます.私の顔はわかってるそうです.

www.tnojima.net

なお,#UNIDOL では 北里大学winK♡ @winK_kitasato 箱推しです.

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2017年6月11日(日),University Idol(UNIDOL) 関東地区予選2部.

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もう一つのブログ

www.takahikonojima.net