北里大学では専任教員に対する業績評価を毎年行っています.その一項目に,受講学生からの授業評価があります.2009年度は,医療工学科の化学履修者に,7月8日の講義終了前約10分を使ってアンケートに回答してもらいました.
学生にとっては,本来なら講義を受ける時間を用いてアンケートに回答することに「直接の」メリットはありません.また,アンケート回答者には集計結果を知る権利があります.そこで,アンケートに回答してもらうかわりに,アンケートの結果を公表すると確約しました.この集計結果が届きましたので,ここに公開します.2009年度化学履修のみなさまは,同じ教室で同じ講義を1年間受けた友人がどのように評価したのか,2010年度入学のみなさまは,現在進行中の化学講義がこれまでどのように評価されてきたコースなのかを考える材料にしてください.
質問項目
以下の6項目に対して5段階で回答してもらいました.
- 教員はこの授業の内容・意義について分かりやすく説明した.
- 教員は,常に知的興味を引き起こすように努めていた.
- 教員は,学生の人格やプライバシーを尊重した.
- 教員は,質問や疑問に対して適切に対応した.
- この授業の秩序は適正に保たれていた.
- この授業は総合的に満足できた.
5段階の評価は次のとおりでした.
- まったくあてはまらない
- あまりあてはまらない
- どちらともいえない
- ややあてはまる
- よくあてはまる
評価結果
履修者数85名,回答者数67名.有効回答数67件のうち,「この授業は総合的に満足できた」に対して,「よくあてはまる」と「ややあてはまる」に47名(70 %)と回答しているので,このコースはそれなりにうまく運営できていたと考えます.5段階評価の総合点は3.89となりました.
御礼
アンケートに協力してくれたみなさまに御礼申し上げます.
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