Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・一般教育部・野島 高彦)

北里大学つながろうプロジェクト

学年/学部/学科/専攻を超えて,イロイロな人と知り合いになって,楽しい大学生活を送ろう!

ということを考えた私は,北里大学在学生がTwitter経由でつながり合って行くプロジェクトをスタートさせました.それが「北里大学つながろうプロジェクト」です.

どうやって参加するのか?

私あてに「つながろうプロジェクト参加希望」と@してください.学年と専攻アルファベットをお忘れ無く.それを私が次のようなパターンでツイートします.

【北里大学】(学年)(専攻アルファベット)→ (TwitterのID)【つながろう】

現時点で約200人の北里大学関係者が私と相互フォローの関係にあります.その中で,このツイートを見て,興味を持った人がフォローして来るかもしれません.リツイートしてくれる人もいるでしょう.もちろん,このパターンのツイートで紹介されているIDは,誰からフォローされても構わないIDなので,あなたがフォローしてもOK.

ホントにフォローしてくれるのかな?

積極的につながりを求める学生がたくさんいるので,誰かしらフォローしてくれることでしょう.ただし,カギをかけているとどんな人物だかわからないので,誰からもフォローしてもらえない,なんていうこともあるかもしれません.あなただって,誰だか全くわからない人物をフォローしようとは思わないでしょう?

フォローしてもらうためのポイントは?

プロフィール欄をわかりやすく書くことです.フォローするかしないかを決めるときに,プロフィール欄の自己紹介文を参考にする人が多いからです.

ヘンなヒトにフォローされるんじゃないでしょうか?

その確率はゼロではありません.しかし,ヘンなヒトにTwitterで絡まれても無視すればいいし,しつこければブロックすればいいだけのことです.

どれくらいの人が参加してるのでしょうか?

プロジェクトを始めたのは1ヶ月前です.この間に約30名の在学生が参加申し込みしてきたので,上記の方法で紹介しました.その中でできたつながりがさらに発展して,次々と知り合いを増やしているケースもみられます.足し算ではなく,掛け算で効いてくる広がり方です.教科書とか資料とかを譲り合うケースもあります.

どんなことを考えているのか?

今は在学生どうしのつながりが広がりつつある状態ですが,このつながりは卒業後も途切れることなく維持されるものです.同じ専攻を先に卒業して働き始めた先輩に,後輩から気軽に社会人生活の実際について質問できるし,遠く離れた同期で同じ職業に就いた仲間にも気軽に話を聞くことができます.イロイロな職種に就いている知人から,イロイロな話を聞くこともできます.そんなネットワークができたらステキだと思うわけです.

卒業後のことだけではなくて,入学前のこともね!

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つながろうプロジェクトがこの調子で広がって行くと,全学年/全学部/全学科/全専攻がオンラインでつながります.その人数が一定規模を超えるころには,入学手続きを済ませた新入生をネットワークに取り込んで,入学式の際にはすでに大学に知り合いがたくさんいる,なんていう状況になるかもしれません.wkwk!

実生活でもつながろう!

一昨年あたりから,まずTwitterで知り合いになって,それから実際に会う,というケースが私のまわりでは珍しくなくなってきました.この流れは一方的に加速して行くものと私は推測します.そうやってつながったネットワークの中で,実際に会って何かをやろうという計画が浮上することもあるでしょう.「北里大学つながろうプロジェクト」から何か新しいものが生まれる予感がします!

つながってつながってつながって,高分子化学の重合反応のようにつながれ!

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↑尿素樹脂の合成反応.