Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・一般教育部・野島 高彦)

(13)レポートの書き方(4)+全13回のまとめ

レポート講評

先週提出してもらったレポートにコメントを記入したものを返却.全体を藤原先生が講評.よく書けている2例に関して解説.

グループワーク

前回と同じグループで,各自の書いてきたレポートに関して,

  • 気づいたこと
  • レポートを上手に仕上げるコツ
  • レポートを書くときの「べからず」

について話し合ってもらいました.

話しあった結果はそれぞれのグループから発表してもらいました.

全13回のまとめ

小島先生にバトンタッチ.

  • この13回で何をやったのか
  • やった内容がどのように大学での学習に結びついて行くのか

を要約.

グループワーク:大学生としての学び方

全13回をふりかえり,

  • 身につけたかったこと
  • 身についたこと
  • これから大学での学び方に関連して やってみたいこと

を自由に話し合ってもらい,その内容を各グループから発表してもらいました.

特に多かったのが,

  • レポートの書き方が役に立った
  • ノートの取り方が役に立った

というものでした.

レポートの書き方で最終回を迎えたことや,レポートの書き方では苦労する学生が多いことから,こういった意見が多かったのでしょう.

この科目を分担して

今年度が始まった頃には,実験レポートの書き方についての2〜3回だけを手伝うという計画だったのですが,どうせなら全て参加してみようと思って全13回に参加しました.

バックグラウンドの異なる複数の教員で担当したため,毎回あたらしい発見がありました.私にとっても,これまでとは異なる視点での

  • 伝え方
  • 教え方

を考えるきっかけになりました.

講義時間最後に各教員から履修者に向けて一言ずつメッセージを伝えたのですが,私からのメッセージは,「ここで学んだことをこれから試して行ってほしい」というものでした.

これは私自身に対しても言えることで,講義で採り入れてみたい,伝え方・教え方,がみつかりました.後期から試してみます.

2010年度教養演習

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