Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・野島 高彦)

2014年度前期「大学基礎演習B『大学生としての学び方』」授業評価

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今年7月17日,「大学基礎演習B『大学生としての学び方』」出席者26名(履修登録28名)に授業評価アンケートへ回答してもらいました*1.アンケートは演習時間内に履修者の協力を得て行われたものなので,その集計結果をここに公開します*2

総合評価

「この授業は自分にとって意味のある授業だった」に対して88.5 %の履修者が「そう思う」,11.5 %の履修者が「ややそう思う」と回答しました.両者で100 %.総合的にこのコースは成功していたと判断します.
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「クラス」はこの科目,つまり私が担当した2014年度前期「大学基礎演習B『大学生としての学び方』」です.「全体」は2014年度前期にアンケートが行われた全科目です*3

調査項目

調査項目は以下のとおりでした.

I. 授業と教員について
(1) 授業の目標が毎回はっきりと示されていた
(2) 授業はよく準備・計画されていた
(3) 授業内容は、興味や関心を引くものだった
(4) 説明・解説がていねいで、わかりやすかった
(5) 口調が明瞭で、聞き取りやすかった
(6) 板書は見やすかった
(7) テキスト、配布資料は学習の助けになった
(8) スライド、ビデオなどメディア教材は効果的に使われた
(9) 教員は、学生の質問や疑問に対して適切な応答をした
(10) 教員は、学生の理解度を確かめながら授業を進めた

II. あなた自身について
(11) あなたは、この授業での到達目標(シラバスに掲げられた知識や技能の習得)をどの程度達成できたと思いますか

(12) 授業内容を理解するために、授業に出席すること以外で、あなたが特に心がけておこなったことは何ですか。(最大3つ)

  • 授業の予・復習をするように努める
  • 疑問点について教員や友人に質問する
  • 疑問点を解決するために関連図書を調べる
  • わかりやすいノートを作る工夫をする
  • 何が分からないのか、できないのかを考える
  • 与えられた課題にはきちんと取り組む

(13) 新しい知識や技能を得ること以外で、あなたにとってこの授業の成果と言えるものは何ですか。(最大3つ)

  • 物事をみる視野が広がった
  • 授業の関連分野に関する知的好奇心が高まった
  • 問題を発見したり解決する力がついた
  • 物事を論理的に考える力がついた
  • 論述したり表現する力がついた
  • 今後の学習のために必要な学力がついた

III. 総合評価
(14) 総合的に判断して、この授業は自分にとって意味のある授業だった

調査結果

履修者数は28名.アンケート回答数は26.回答率は93 %.

アンケート結果の詳細

「I. 授業と教員について」

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全10件の調査項目のうち,9件において「そう思う + ややそう思う」が100 %となりました*4.総合的にこのコースは成功していたと判断します.
特に「(1) 授業の目標が毎回はっきりと示されていた」,「(2)授業はよく準備・計画されていた」,「(4) 説明・解説がていねいで、わかりやすかった」では100 %の履修者が「そう思う」と回答しています.

「II. あなた自身について」

「あなた」というのは履修者のことです.
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54 %の履修者が「8割以上」,42 %の履修者が「5〜7割」と回答しています.

「(12) 授業内容を理解するために、授業に出席すること以外で、あなたが特に心がけておこなったことは何ですか。」に関して,平均と比べて多くの回答があったのは,

  • 授業の予・復習をするように努める
  • 疑問点を解決するために関連図書を調べる
  • 与えられた課題にはきちんと取り組む

の3点でした.

また,「(13) 新しい知識や技能を得ること以外で、あなたにとってこの授業の成果と言えるものは何ですか。」に関して,平均と比べて多くの回答があったのは,

  • 物事をみる視野が広がった
  • 問題を発見したり解決する力がついた
  • 論述したり表現する力がついた
  • 物事を論理的に考える力がついた
  • 今後の学習のために必要な学力がついた

の5点でした.

2015年度の方針

2013年度に最適化完了した内容を踏襲して行った2014年度の演習も うまく行ったので,2015年度もこの路線で行きます.

御礼

アンケートに協力してくれたみなさまに御礼申し上げます.
また,SNSを通じての履修者とのコミュニケーション,学外の皆様からのアドバイスやコメントが,年間を通じて講義の質向上に役立ちました.お礼申し上げます.

*1:受講したコースをどのように評価するか,だけでなく,このコースから自分自身はどのように成長したかを振り返ってもらうためのアンケートでもあります.北里大学一般教育部に所属する全専任教員を対象に毎年行われている調査です.

*2:講義時間内にアンケートに協力した履修者には,アンケート結果を知る権利があります.そのため,私は授業評価の結果をオンラインで公開しています.履修者にもそのことを約束してあります.

*3:全専任教員が1科目以上をアンケート対象に選びます.その平均値は大学公式サイトで公開されます.この平均値と比べることにより,次年度(前期に集計した場合は後期)からの講義を改善して行くための指針が得られます.

*4:「板書は見やすかった」に項目で「そう思わない」の回答がありましたが,これはこのコースではスライドが中心になっていて黒板を使う場面がほとんどなかったためと推測します.