記事公開:2020-09-04
更新:2020-11-30
「引用ツイート」,またの名を「コメント付きリツイート」,一般には「引用RT」ともよばれるアレを確認しに行くの止めました.
コレ,快適なのでオススメします.
経緯
Twitterの引用ツイートって,出典を明記したうえで発想を公開するっていう目的にはとてもよく合った方法です.
でも,みんながみんなそういう使い方をしているわけではなくて,ある人はリプと同じ使い方をしていたり,ある人は質問を送ってきたり,ある人は頭に来た相手を晒し挙げるために使っていたり,みなさん使い方がバラバラです.
そうすると,引用ツイート「された」ほうとしては,この人はどのような目的で引用ツイートしたんだろうかとか,この人は返事を求めているんだろうかとか,この人には関わったらマズいんじゃないだろうかとか,そういうことをいちいち考えなければならなくなるんです.
引用ツイートしてくる人々の中には様々な前提条件がまったく共有できていない人々もいて,まったくスジ違いのコメントをしていることもあり,「そこじゃないっ!」とか「ソレそういう意味じゃないっ!」とか「そんなのわかってるっ!」って反応したくなることも珍しくありませんでした.
こういうの,対応したほうがいいのかな?
引用ツイートに対応する義務なんかないよ.ぜんぶ無視すればいいじゃん.
っていうわけにもいきません.
なんでかっていうと,過去には引用ツイートされたことがキッカケとなって相互フォローになった人々もいて,そういう人々の多くとは現在に至るまでタイムラインでたいへん友好的な関係が続いているからです.
いま思い出すとちょこっとケンカ腰の引用ツイートが来たんだけど,話をきいてみるととても面白くて,そのあとでリアルに会う機会があったり,そこでも友好を深めたり,っていうこともありました.具体的に誰なのかは書かないけど.
そういう関係が広がっていくこともTwitterの面白いところなので,そのキッカケとなる引用ツイートをぜんぶ無視するっていうことはしていませんでした.
しかし,
人生の持ち時間は有限なのです.
引用ツイートが来ているかどうか確認するために,Webから「通知」に進んで,「すべて」メニューに進んで,ソコに並ぶ,誰かがいいねしました誰かがリツイートしました誰かにフォローされました誰かからのリプ誰かが誰かが誰かが誰かが誰かがーっていうのをずずずーーーってスクロールして見るの,タイヘンなんです.楽しくないし.それで,まず,引用ツイートに返事するのを止めました.今年の7月中旬でした.
このときにはアカウント名に「※引用RTには返事しません」って追加して,まだ通知は確認していました.
「引用RTに返事しません」って明記した結果,まず,引用ツイートで急ぎの連絡をしてくる人がいなくなりました.次に,質問なのかコメントなのかわかんない引用ツイートが来なくなりました.どっちなのか私が悩む必要はなくなりました.そして,むしゃくしゃして誰かに怒りをぶつけてSNSで戦いたい的なヒトから引用ツイートが打ち込まれる事態も激減しました.かまってちゃんはかまってくれない人のところには行かない.こんなふうに,人生がちょこっと心地よいものになりました.
通知も見ないことにした
アカウント名に「※引用RTには返事しません」って書いてからも,私のツイートに対して引用ツイートする人はいて,それはその人の自由なので今後も自由にやっていただくのがいいって考えてます.その多くは,感想を付記するだめだったり,連想したものごとをいっしょに書くためだったり,備忘録的な使い方だったり.私からの反応を求めていないものばかりです.
っていうところまで来たので,今度は「通知」メニューそのものを確認するの止めました.アカウント名に「通知は確認してません」って追加しようと考えたのですが,ソレだとまた引用ツイートがワケわかんなくなる可能性があるので,数回の変更を経て,現在は「※引用ツイート確認してません」って入れてます.
いまiMacでTwitter見るときは tweetdeck だけ使っていて,ココにリプ表示一覧表示させて,何か来たらココで返事するっていうやり方をしています.
あとはいいや.他の人々がどう反応しているのかなんて,どうでもいいことだよ.
人生が快適になった
コレを始めて3ヶ月になりますが,人生の幸福度が上昇しました.
怒りに満ちた引用ツイートを受けとって不愉快な気分になることもなくなったし,どのように対応するばよいものか考える必要もなくなったし.
こういうのはそもそもTwitter使ってなかったら存在しなかった余計なものごとです.
連絡の必要がある人はリプとかDMとかしてくるので困ったことにはなっていません.
粗大ゴミ回収日に大きな不要家具を大量に処分した日が続いているような気分です.
Twitterも単なるコミュニケーション手段としてだけではなく,人生の幸福度を高めるしくみとして使って行きたいものです.
ためしに3日間だけとか1週間だけとか,通知を見ないっていうのをやってみるのをオススメします.
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