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Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・野島 高彦)

在学生が主催する「2017年のオープンキャンパス番外編」が開催されました

キャンナビ

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2月19日(日),在学生が企画運営する人数限定のオープンキャンパス「オープンキャンパス番外編」が開催されました.

今年で5回目です.2012年に1回目が開催されて以来,大雪で中止になった2014年を除いて,毎年開催されているイベントです.

このイベントは「中学3年生から高校2年生まで対象,保護者同伴不可,人数60人限定」というものです.

少人数なので,通常のオープンキャンパスではできない実習体験や,在学生との懇親会が設けられているのが特徴です.


キャンナビ朝9時に全員集合

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今回のイベントのリーダー役をつとめた3年の まゆっきー から最終確認.

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まゆっきーといっしょに今回のイベントを仕切った2年の まゆまゆ からも最終確認.

新パーカーまにあった☆

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毎年つくってるキャンナビのパーカーが納品となりました.

カラーとかデザインとかキャンナビ内のパーカー班がやってます.

イロイロあって発注がズルズル先送りになって,でもなんとか今回のイベントには間に合いました.

受付

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受付はL1号館1階の玄関です.受け付け開始時刻は10時でしたが,その前から熱心な来場者がありました.

在学生による大学生活紹介

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在学生による大学紹介は,看護学科1年の ずー と,

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臨床工学専攻1年の はやと が担当しました.

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大学生活紹介トークは医学部1年の ぐっち からスタート.

受験勉強アドバイスでは,化学も物理も数学も,原理や仕組みを理解しないで公式や知識だけアタマに詰め込むのは効果的ではない,という説得力のある一言が.

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続いて,物理学科3年の 原ちゃん が登場.

落語をやってるのか一人で漫才やってるのかっていう調子で面白おかしく楽しいトークでした.

キャンパスツアーと体験実習

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キャンパスツアーは来場者を6グループに分けて,少人数でじっくりまわる特別バージョンでした.

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看護学部棟では体験実習がありました.

実際に実習に使っている実習用ロボットのデモもありました.

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理学部棟では生物科学科の実習室でDNAについてのミニレクチャーと,DNA抽出実験がありました.

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90分かけてキャンパス内を一周して,戻ってきたところで,北里柴三郎像前で記念写真の撮影.

この写真はただちに印刷して解散時にお持ち帰りいただきました.

懇親会

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昼には立食パーティー形式の懇親会が行われました.食事メニューもキャンナビで考えました.

来場者が興味をもっている and/or 進学希望先として考えている学部学科の在学生を最低1名集めて対応しました.

キャンナビのメンバーだけで対応できないところは友人のツテでボランティアを探してきました.

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昼過ぎで早退の来場者がいたため,懇親会会場で集合写真を撮影しました.

これもただちに印刷して,解散時にお持ち帰りいただきました.

北里クイズ

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キャンパスツアー,大学説明,懇親会で知ったことを確認するクイズの時間がありました.

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ボードに答えを書いて示す場面も.

今年度企画「借り物競走」では私も引きずり出されてしまいましたよやれやれ.

北里クイズは15時頃で終了となり,その後は在学生とのフリートークの時間が1時間ほどつづきました.

来年も(たぶん)あります

来年も(たぶん)第6回が行われるので,いま中学2年生から高校1年生の方で,北里大学に興味がある方や,生命科学分野や医療分野を大学で学んでみたいとお考えの方は,ぜひご参加ください.

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電気通信大学で招待講演:初年次教育プログラムで扱う『実験実習科目の学び方』

雑記

2月15日(水)に 電気通信大学で招待講演を行いました.東京都調布市にある国立大学です.通称 #電通大
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「初年次教育プログラムで扱う『実験実習科目の学び方』」というタイトルで,模擬授業を含めて1時間ちょっと講演をやってから質疑応答,その後で1時間のディスカッション,という構成になっていました.

どういう人々にどういう調子で

電気通信大学には「教育研究技師部」っていう部門があって,教育研究技師っていう人々が実験実習科目の指導を担当しています.

教育研究技師を英語ではAcademic Engineerと言うらしい(名刺にそう記載されてた)カッコ(・∀・)イイ!!

こういう部門を持っている大学は全国で #電通大 だけだとのことです(副学長先生談).

この人々と,イロイロな専攻の先生方と,あわせて39名のみなさまが対象となりました.

なお,この日はあちらこちらの学科で卒研発表をやっていた模様です.

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ことの発端は昨年2016年の7月に,職員研修の資料として教材提供のお願いがあって提供したら,

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ソレが好評だったらしくて,その後イロイロあって講演会をやろうっていう流れになった模様です.

イロイロなものを公開しておくとイロイロあって楽しいよ!

普段 私がどんな調子で演習とか講義とかやってるのかっていうこととか,どんなふうに考えて教材を組み立てているのかとか,そういうあたりも話に含めて欲しいとのことだったのですが,さて,ライトなノリでやってもいいものかと.

っていうのに対しては,『ライトなノリでお願いします!』っていう返事が来たのでコレはいつものようにライトなノリでやってOKっていうことで,

っていうのは迷惑行為になるんじゃないかって考えて,A4で3枚の要旨を別に書いて,そっちも送りました.実際にはシラバス1ページ足したので4枚.

スライドはスライドづくりの珍例参考になるとのことで全コマをカラー印刷のうえ配布ということになりました.

講演の中身の抜粋

実際に使ったスライドの一部を並べて約1時間で何やったのか記録しておきます.

質疑応答の時間に出たものごとも組み込んでおきます.
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↑コレについては,質疑応答の時間に,キャリア教育+初年次教育を担当の先生から,実験関係以外のところでどんなことやってるのか手短に説明してほしいっていうリクエストがあったので説明しました.

「高速スライドショー対策」と「エレベータートーク」に関心をもってくださった方が何人もいてうむうむとうなずいたり笑ったりする姿が

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ぜんぶで5カ所に「模擬授業」を組み込みました.

会場の先生がたに「学生役」をやってもらって,スクリーンに投影されてる文字を読んでもらったり.こういうのやらないと眠くなるんですよ.

模擬授業の内容は #リケスタ の演習記録に記してあるものごとを適当にアレンジしたものでした.

該当するのは以下の4.5回ぶんです.

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↑どんな調子で演習やってるのかも紹介しました.

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↑ワークシートはフォーマットを固定しておいて提出回と提出日時を記載しておくの重要.

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↑実際に演習で提出されたシートをもとにした解説スライド(リケスタ内で使ってるもの)を紹介しました.だいたいどんな感じにコメントしてるのかの例として3点とか5点とか.

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↑ #リケスタ でも私の担当してる化学講義 #メディケム でも,写真撮影OK,動画撮影OK,Twitter中継OKです.

っていうことを紹介したら驚かれました.

#電通大 ならアタリマエの文化だと思っていたのですが,そういうノリではない模様です.

私は「いま手に入るテクノロジーは,いま使おう. そのために人類は技術を開発し続けているのだから」です.

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↑ワークシートも数名分を紹介しました.

同じことをやっても書き方が違うし,書く量も違うし,着眼点も違うものです.

なお,#リケスタ では全履修者から,学内外で提出物や演習風景が公開されることに関して,履修登録前に承諾を得ています.
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私が #リケスタ 履修人数を24名に制限してる最大の理由は,この作業がタイヘンだからです.

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実際に提出されたものを全員に見せるっていうのは重要だと私は考えています.

なんでかっていうと,添削してオシマイだと,添削前後しか見ることができないからです.模範例を渡しても,自分のと模範例しか見ることができません.

イロイロな考え方をする人がいて,それぞれイロイロな工夫をしていて,その中には改善を要するものもあるんだけど,ソレはもしかしたら自分もやっていたかもしれないことなのかもしれないし,っていうのを何例か見ないとわかんないものです少なくとも私は.

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この『「みんなで統一して」は死を招く』は質疑応答でも,そのあとのディスカッションでも様々な面で登場する言葉となりました.詳細省略.

リケスタ以外のとりくみの紹介

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質疑応答の時間に出た,SNSによる情報拡散を効率化するにはどうしたらいいのか系の質問には, #北里つながろう プロジェクトと 有機化合物100選ボット を紹介しました.

どこかで引っかかって,リツイートやリンクをたどって,どこかに向かう,っていう考えです.

コレ,ウケました.呆れられてたのかもしれないけど.
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他大学の話を聞くのって面白い☆

今回は呼ばれて話しをしに行ったのですが,実際には #電通大 の各種実験科目とか実習内容とかを聞かせていただく機会になりました.

それから,普段は接点のない電気工学とか応用物理学とかご専門の教職員のみなさまの「感覚」をちょこっと感じることもできて,これがまた新鮮でした.

「グランドがー」とか「比抵抗がー」とか,大学1年の物理学実験以来でした(たぶん).

こうしたすばらしい機会を設けてくださった電気通信大学のみなさまにお礼申しあげます.

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野島高彦(@TakahikoNojima)はこういう人:主に学生向けの説明(2016-2017)

FAQ

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●連絡先

  • Twitter @TakahikoNojima :北里大学の在学生がフォローしてきたときは,だいたいリフォローしています*1
  • 電話連絡厳禁.電話連絡厳禁.大事なことなので2回書きました.私は電話が嫌いです.

1 医療工学科と看護学科の「化学『メディカル指向のケミストリー #メディケム 』」講義を担当しています*2

「スライドショー→黒板→スライドショー→確認問題(成績に影響しない)」の形式で90分の講義を進めています*3

医療系学部の1年生向けに化学の内容を組み立ててあるので,高校化学未習得者でも手抜きしなければ苦戦しないしくみになっています.

配布物,過去問,授業評価結果,採点プロセスはすべてオンライン公開しています.

1.1 医療衛生学部医療工学科(臨床工学専攻+診療放射線技術科学専攻)

水曜1限通年.2年次以降の専門科目を学ぶために必要な「化学的な考え方」と「医療技術に関係する化学の基礎」の理解が目標です.2016年度の履修登録は91名でした(臨床工学専攻必修科目・診療放射線技術科学専攻選択科目).

「単位換算」*4や「近似計算」*5といった,工学の基礎の基礎の基礎の基礎も鍛えます.

1.2 看護学部看護学科

金曜2限通年.医薬品,医療材料,食品,衣料品などなどの,医療の仕事や日常生活で扱うイロイロなモノのしくみを理解することが目標です.2016年度の履修登録は65名です(看護学科選択科目).

看護学科の専門科目で学ぶ,浸透圧とか代謝とかの基礎も学びます.

1.3 教科書の出版実績があります

全30回の講義のうち,1回目から19回目の内容は,化学専門書出版社の(株)化学同人 @kagakudojinから『はじめて学ぶ化学』として出版されています.私の化学講義では,この本を指定教科書としています.

計算問題については超くわしい解説を書いておいたので,「化学は計算問題がアレ」っていう人でも大丈夫.

『はじめて学ぶ化学』は,北里大学以外の大学でも基礎的な化学の教科書に採択されています.
2016年10月の段階で第6刷増刷です.

はじめて学ぶ化学

はじめて学ぶ化学

1.4 講義録と配付資料と過去問をオンライン公開しています

教育内容の透明化に取り組んでいます.2009年4月に化学講義を担当し始めてから,すべての回の講義をブログで公開しています.

配付資料は事前にオンライン公開し,学内外の化学研究者や化学教員からコメントをいただいて改良し続けています.

国内のいくつかの医療系大学の化学教育で,私のつくった化学教材をアレンジしたものが使用されています.

過去の試験問題も解説+解答とあわせてオンライン公開しています.

1.5 講義はすべての学生に公開しています

履修登録していない学生にも講義を開放しています.

Universityの学生には「聞きたい教室に聞きたい講義を聞きにいく自由」があると考えているからです*6

2 「大学基礎演習『理系スタイルのスタディ・スキル #リケスタ』」を担当しています

学部混成科目.前期木曜2限コースの一つを担当.

理系大学で学ぶために必要なスキルを身につけるコースです(医学部以外の全学部学科専攻対象・選択科目だったり自由科目だったり).

実験レポートの書き方とか,考察ネタ探しとか,スライドショー形式で進んで行く講義でノートを取る方法とか,苦しむことなく定期試験をやっつける方法とか,ピンチをチャンスに変えるネゴシエーション方法とか,簡潔な日本語メッセージの組み立て方とか,そういうことをグループワーク中心に学ぶコースです.

演習内容はオンライン公開しています.

2016年度は初回出席者の中から抽選で24名を選びました*7.2016年度から,iOSまたはAndroid OSがインストールされたスマートフォンまたはタブレットを毎回持参できることを履修条件としました.

3 「化学要習」を担当しています

学部混成の自由科目*8.高校化学未習得者対象の高校レベル化学補習講座.前期火曜4限コースを担当しています.

4 「化学実験」を担当しています

木曜金曜午後の「化学実験」を分担指導しています*9

「有機化合物の元素分析」,「アスピリンの合成」,「陽イオンの各個反応」,「未知試料の系統分析」を担当します.

5 専門は生体高分子の化学です・主にDNA

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http://www.s-graphics.co.jp/nanoelectronics/freestuffs/large/dna1.jpg
DNA,RNA,タンパク質といった「生体高分子」の化学が専門です.
こうした分子を組み合わせるとどんなことができるだろうか? というあたりに興味があります.
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↑英国王立化学会から2013年1月に発行された「Molecular Logic-based Computation」(A. P. de Silva著)の中で,私が取り組んでいるDNAの研究が紹介されています.

生命科学と応用化学の接点で行ってきた研究の経験を,化学講義や教科書執筆に活かしています.

6 北里キャンパスナビゲーター #キャンナビ の活動を手伝っています

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在学生による大学広報チーム「北里キャンパスナビゲーター」(#キャンナビ)の活動を手伝っています*10

広報活動におけるSNS,ブログ,ウェブサイトの利用方法をいっしょに考えながら,プレゼンテーション,スライドデザイン,htmlコーディングを指導しています.新しいしくみの導入とか,各種トラブルシューティングも私の担当.

キャンナビが関係する大学広報ムービーの収録にも同行しています*11.ちょこっと出演することもあります(ここ数年,こちらの断り無く台本に組み込まれてます.).

7 SNSを利用した新しい試みに挑戦しています

Twitterのアカウントは @TakahikoNojima です.

7.1 北里つながろうプロジェクト #北里つながろう

Twitterを介して在学生,AO入試,推薦入試,一般入試などで入学が決まった高校生や受験生,卒業生がユルくつながるインフラづくりが 北里つながろうプロジェクト です.

同期探しや同じ専攻の先輩探し,同じものごとに興味を持ってる仲間探しから,オンライン同窓会まで可能性が広がります.

オンラインのつながりだけでなく,タイムラインで知り合った人々が実際に会ってみる機会として,各種イベントもやっています.

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こういうイベントの運営は,「北里つながろうプロジェクト各種イベント実行チーム」がやってくれています→2016年度「北里つながろうプロジェクト各種イベント実行チーム」を紹介するよ! #北里つながろう
チームのアカウント→ @ku_tsunagaro

7.2 高等教育の学習にSNSを利用するこころみ

有機化合物を覚える手段としてTwitterのボットを使った方法を採用しています.

計算問題の解き方指導にもTwitterは便利.

8 社会連携活動にとりくんでいます

公的研究予算の審査委員や,国内外の化学専門論文誌の査読審査員などの活動を通じて,化学専門家として社会連携活動に取り組んでいます.

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2014年から2016年にかけては,中学校理科教科書づくりのお手伝いをしました(大日本図書).教師用指導書には私の名前とURLが明記されています.

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「実験レポートの書き方」や「実験ノートの使い方」についての説明スライドを,国内外の大学院,大学,高校に提供し続けています.目指せ全都道府県制覇☆
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新聞,TV,オンラインメディアからの取材要請にも対応しています.
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★ みなさまとの出会いを楽しみにしております

講義室や実験室で会う機会のないみなさまとも,北里キャンパスナビゲーター #キャンナビ,北里つながろうプロジェクト #北里つながろう,その他のイベントで交流する機会があるかもしれません.

SNSを通じての交流の機会もあります*12
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*1:フォローされたことに気付かない場合あり.プロフィール欄みて適当に判断してます.

*2:臨床工学専攻は必修,診療放射線技術科学専攻は化学・物理学・生物学の中から2科目選択,看護学部看護学科は化学・物理学・生物学の中から1科目選択.

*3:28回目と29回目は黒板ナシ.

*4:たとえば0.0821 atm L mol-1 K-1は何 J mol-1 K-1か? っていうやつ.コレが楽勝でできないと,工学系専門科目の計算ができず苦しい日々を送ることになります.

*5:簡略化すれば簡単な計算になるのに,面倒な式を立ててしまったために計算を誤る,という不幸な目に遭いたくなければ近似計算を習得することです.

*6:私も学生時代に他学科の講義を聞きに行ったものです.

*7:24名を超えると90分の演習時間に収まらなくなるので抽選やってます.

*8:卒業単位に含まれない科目です.

*9:薬学部と理学部を除く全学部.必修の学科・専攻と,選択の学科・専攻あり.

*10:北里大学の「入学アドバイザー」という立場で,入学センターと協力しています.運営には直接 意見しないことにしています.

*11:全部ではありません.

*12:毎日のようにTwitterでやりとりしてる学生なのに,私からは顔と名前がわかんない,という人が何人もいます.私の顔はわかってるそうです.

月刊 野島高彦 2017年1月号

月誌

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2012年1月から毎月毎月公開してきた1か月のまとめ記事のタイトルを変えてみました.

印刷された雑誌だと店頭に並ぶ翌月とか翌々月とかを発行月にすることがあるんだけど,こっちでは逆になります.

でも中身とタイトルは一致するのでコレでおk.

●1年の計は元旦にあり

2017年の過ごし方のテーマは「プラス5 %の もうちょっと」です.

「ここまでにしておこう」っていう段階に達したら,「もうちょっと先まで」って考えて1年間を過ごしてみるのです.

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大晦日には年越し蕎麦を食べました.器が足りなくなって,ラーメン用のまで使用.
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元旦はお雑煮.

●2016年度のたたみこみ

1月5日(木)から大学で仕事を始めました.

最初の仕事は試験監督で,4コマやりました(12月に1コマやってる).

私の担当する医療工学科および看護学科の「化学 #メディケム 」も試験がありました.

試験問題と解答は公開しております.再試験やりません.

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●2017年度の準備

1月上旬に2017年度のシラバスを執筆して提出しました.

2017年度も担当科目に変更ありません.

講義内容と演習内容はちょこっと変えます.
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●教材提供

3カ所に教材を提供しました.

  • 帝京科学大学 生命環境学部 生命科学科 松岡 浩 先生
  • 尚絅学院大学 総合人間科学部 健康栄養学科 木村 ふみ子 先生
  • 立命館慶祥中学校・高等学校 鳥邊 直樹 先生

これまでの提供先は46カ所(23都道府県+外国2国)になりました.

これからも続けて行きます.
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この活動に関連して2月には電気通信大学 #電通大 から招待講演の機会をいただきました.

●キャンナビ #キャンナビ

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19日(木)に定例ミーティングがありました.
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この日には,2月19日(日)に開催される 「オープンキャンパス番外編」 の告知動画撮影も行われました.
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こういうのは誰かが何かやると次から次へと

●北里つながろうプロジェクト #北里つながろう

今年4月から #春から北里 な人々の参加が続いています.

入学前からのSNSでユルくネットワークができるっていうのが2017年.

2012年から取り組んできた #北里つながろう アカウント紹介は,700アカウントを超えました.初期の頃の人々はほとんどが卒業しています.

入学予定者〜在学生〜卒業生,のネットワークとしてどれくらい機能してるのかは定かではありません.

365日 参加歓迎☆
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それから,2017年度の「各種イベント実行チーム」も募集してます(2017年度に相模原キャンパスな人).

興味ある人は @TakahikoNojima and/or @ku_tsunagaro に お問い合わせください.

●その他

学内会議が4回ありました.

●行ってきた場所

1月3日,「不思議で美しいミクロの世界展」

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1月21日,「みやがせ花の日」

www.takahikonojima.net

1月25日,「It's a Sony展」

www.takahikonojima.net
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1月30日,「東京凸凹地形-地形から見た東京の今昔-」

www.takahikonojima.net

●その他の記事(ブログその1)

www.tnojima.net
www.tnojima.net

●その他の記事(ブログその2)

www.takahikonojima.net
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●2017年2月の予定

  • 15日(水)に電気通信大学 #電通大 で招待講演を行います.
  • 19日(日)にはキャンナビ主催の「オープンキャンパス番外編」 #北里OC があります(年中行事).

  • 22日(水)には winK♡ @winK_kitasato 主催のステージを見に行きます.

  • 学内会議が恐らく9回,キャンナビ #キャンナビ のミーティングが2回あります.
  • もしかしたらキャンナビの研修旅行があるかも(年中行事).

● このブログを書いている人

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●年誌

実験科学教育用の教材を提供しています

お知らせ

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教育や研修で使用する場合を想定して,「実験ノートには何を記録するのか?」「実験レポートの書き方」の説明スライド(pptx)を提供しています.

記事公開:2016-02-06
最新更新:2017-02-17

これまでに,国内外の教育機関(中学校・高等学校・高等専門学校・大学・大学院)・研究機関・メーカー技術部門などに教材を無償提供してきました.これからも提供を続けて行きます.

お問い合わせはe-mailでお願いします.どのような理由があっても,大学に電話をかけてこないで下さい.

なお,2016年2月1日以降の提供先は,原則としてこのブログ and/or 野島高彦の管理するオンライン上のページやSNSで公開させていただきます.公開に不都合がある場合にはその旨お知らせ下さい.非公開とさせていただきます.

「所属機関や所属部署までは公開可だが個人名は公開不可」という場合もあれば,「所属併記は構わないが個人的に提供を受けたことがわかるよう個人名まで明記して欲しい」というものまであり,状況は様々です.

これまでの提供先

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これまでに北海道から沖縄まで,そして海外にも提供してきました.その一覧を以下に公開します(公開不許可の提供先を除く).

  1. 2017年1月,立命館慶祥中学校・高等学校 鳥邊 直樹 先生
  2. 2017年1月,尚絅学院大学 総合人間科学部 健康栄養学科 木村 ふみ子 先生
  3. 2017年1月,帝京科学大学 生命環境学部 生命科学科 松岡 浩 先生
  4. 2016年12月,東京都内の私立中高一貫校
  5. 2016年11月,大阪市立大学 大学院理学研究科 物質分子系専攻 八ッ橋 知幸 先生 @ocu_laser
  6. 2016年11月,大妻女子大学 家政学部
  7. 2016年10月,富山高等専門学校 一般教養科 寺﨑 由紀子 先生
  8. 2016年9月,香川大学 工学部 材料創造工学科 学科長 馮 旗 先生
  9. 2016年9月,三田国際学園中学校・高等学校 辻 敏之 先生
  10. 2016年9月,尚美学園大学 芸術情報学部 情報表現学科 西田 幸士郎 先生
  11. 2016年8月,岡山理科大学 理学部 化学科 坂根 弦太 先生 @sakanegenta
  12. 2016年8月,千葉県習志野市立第二中学校 舟田 久美子 先生
  13. 2016年7月,山梨県立甲府南高等学校 上田 英生 先生
  14. 2016年7月.電気通信大学
  15. 2016年5月,仁愛大学 人間生活学部 健康栄養学科 尼子 克己 先生
  16. 2016年4月,福岡大学(大学名のみ公開可)
  17. 2016年4月,沖縄工業高等専門学校 生物資源工学科 嶽本 あゆみ 先生
  18. 2016年4月,名城大学附属高等学校 西田 奈津代 先生
  19. 2016年3月,岐阜医療科学大学 保健科学部 臨床検査学科 南 武志 先生
  20. 2016年2月,ドイツ国内の教育機関(詳細は公開不許可)
  21. 2016年2月,公益財団法人日本科学協会 サイエンスメンター制度
  22. 2016年2月,モンゴル国立科学技術大学 工学系高等教育支援事業 高専留学プログラム 日本語教師 田村 幸雄 先生
  23. 2016年2月,熊本大学 大学院生命科学研究部(薬学教育部) 首藤 剛 先生
  24. 2016年1月,東京医学技術専門学校 西尾 美和子 先生(国立国際医療研究センター研究所)
  25. 2016年1月,仙台白百合女子大学 人間学部 健康栄養学科 大久保 剛 先生
  26. 2015年9月,琉球大学 理学部 海洋自然科学科 化学系 高良 聡 先生
  27. 2015年9月,倉敷芸術科学大学 生命科学部 生命科学部 動物生命科学科 古本 佳代 先生
  28. 2015年8月,茨城大学 大学院理工学研究科 応用粒子線科学専攻 海野 昌喜 先生
  29. 2015年8月,九州工業大学 工学部 応用化学科 竹中 繁織 先生
  30. 2015年8月,長岡工業高等専門学校
  31. 2015年7月,東京大学 生産技術研究所 藤井研究室 Soo Hyeon Kim 先生
  32. 2015年6月,石巻専修大学 理工学部 生物科学科 中川 繭 先生
  33. 2015年4月,山梨県立大学 人間福祉学部 福祉コミュニティ学科 伊藤 健次 先生
  34. 2015年4月,岡山県立倉敷天城中学校 塩飽 修身 先生
  35. 2015年4月,兵庫県立龍野高等学校 三瀬 真弓 先生
  36. 2015年3月,愛知学院大学 心身科学部 健康栄養学科
  37. 2015年2月,日本ケミコン株式会社 技術本部 製品開発センター
  38. 2015年2月,大阪教育大学附属高等学校 池田校舎 坪庭 徳久 先生
  39. 2015年1月,滋賀県立大学 環境科学部 田辺 祥子 先生
  40. 2015年1月,福井県立大学 海洋生物資源学部 海洋生物資源学科 細井公富 先生
  41. 2014年12月,東海大学 工学部 機械工学科 木村 啓志 先生
  42. 2014年5月,京都府立嵯峨野高等学校
  43. 2014年5月,茨城県立竜ヶ崎第一高等学校
  44. 2014年5月,北海道大学 大学院情報科学研究科 情報生物学研究室 遠藤 俊徳 先生
  45. 2014年5月,四天王寺羽曳丘高等学校・中学校 高野 裕恵 先生 @hiroe3_hiroe
  46. 2014年4月,横浜市立大学 国際総合科学群
  47. 2013年7月,東京都立新宿山吹高等学校 松本 隆行 先生 @mtac_100816

コレに関連して講演やりました(2017-02-15)

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2017年2月15日(水),電気通信大学.

このブログを書いている人

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お仕事ご依頼

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砂時計を生活に採り入れてみたよ!有限な人生の5分間を切り取る小道具

一工夫

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@mehori さんのブログで仕事机の上に砂時計があるのを見ました.

lifehacking.jp

「このアイデア(・∀・)イイ!!」って思って,さっそくAmazonで注文しました.5分間用のを2個.自宅用に1個,大学用に1個.

シンワ測定 砂時計 5分計 70552

シンワ測定 砂時計 5分計 70552

時間を制限しないとエンドレスに陥りがちな作業,たとえばWeb上での関連情報集めとか,プレゼン用スライドの見た目修正なんか,を始めるときには,これまでカード式のタイマーを使っていました.

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しかしコレに時間を入力する手間が面倒なので,スタートさせないことも多く,結果としてエンドレス作業に突入してしまうことも多々ありました.

砂時計だとひっくり返すだけなので,この手間がかからず,残り時間も一目で見てわかるというメリットもあります.

昔の人が発明して21世紀まで生き残ってきた道具って,なんだかんだでステキ☆

難点は終了時刻を音とか振動とかで知らせてくれるわけではないというあたりです.厳密に5分間に制限するのではなく,「すでに5分が過ぎている」を目で見て理解するための道具,といったところです.

また,ストップウォッチで測定してみたところ,+15秒程度の不正確さがあったので,正確に5分間を測る,っていう用途には向いていません.

砂が静かに落ちて行くのを見ているのも楽しいもので,見ている間は生産的なことを何もしていないわけなので,果たして砂時計を机の上に置いてどれだけ時間を有効利用できているのか,今のところ定かではありません.

ただいま2017年度のシラバス執筆中:計画を立てるときにはこういうふうに考える

雑記

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ただいま2017年度のシラバスを執筆中です.

北里大学に来て9年目に突入なんですが,担当してる講義(化学)の内容は毎年マイナーアップデートしていて,その内容がシラバスに反映されます.

毎年1月上旬はこの作業をやってます.

●記憶よりも記録

講義内容マイナーアップデートのときにもっとも参考になるのは,前年度の「記録」です.

講義の終了時刻と,確認問題を回収して退室した時刻とを毎回記録してあって,時間が余った回では,実例としてとりあげる例を1個増やしてみるとか,時間がキツめな回では演習問題を簡単にするとか,そんな調子で微調整してます.

こういうふうに考えて計画を立てれば,「時間が足りなくなっちゃったー」とか「計画どおりに進まなーい」にならずに済みます.

そういうわけで講義にしろ演習(前期木曜2限の大学基礎演習 #リケスタ ・こんどで7年目)も,「進める側」としては最適化された状況にあります.

●人類が科学を進めるので講義の中身を変える

この「最適化」っていうのは,同じことを繰り返すうえでの最適化なんですが,実際には講義にしろ演習にしろ中身は数年ごとに入れ換えています.

たとえば,2016年にはニホニウムNhをはじめ新しい元素が周期表に加わったので,こういうのは「元素と周期表」の回で扱いたいところです.

それから,まもなく「1モル」と「1キログラム」の定義が変わろうとしてるので,このあたりも「モルと化学反応式」で扱いたいところです.

しかしコレの説明をするには「プランク定数」を理解してないとダメなんで,高校物理未履修層が厚いことを考えると詳しい説明はパスだなー.

他にも新しい医薬品が開発されたり,新しい医療材料が開発されたり,生命現象が一歩解明されたりっていう調子で,人類が自然科学を進めているので,ソレに伴って講義内容も更新してます.

化学の講義を担当してるおかげで,ずいぶんと化学に詳しくなりましたよ.

更新したら講義終了時刻も変わるので,ソレも記録しておいて,1年後に計画を立てるときの参考にします.

記憶よりも記録

●高校の復習をしても つまらない

新しい内容を組み込むと,代わりに何かを追い出すことになるわけで,「高校の復習」範囲で「今から学んでも死ぬまで役に立たないものごと」を優先的に追い出し続けてます.

有機化学の「化合物の名前の付け方ルール」とか,無機化学の「単位格子中の粒子の数」みたいなのは医療系の仕事に就くために大学に入学してきた人々が「今から」マスターしても全く役に立たないので最初からパスしてあって,かわりに有機化学なら「石油化学工業」,無機化学なら「薬剤に含まれる多原子イオン」を入れてあります.

石油化学について考えるようになると,ニュースで「ホルムズ海峡」とか「シーレーン」といった言葉をきいたり,ガソリンスタンドでガソリン価格を見たりするたびに世界のことを考えるようになるでしょう.それと比べたら,名前の付け方なんかどーでもいいし.

薬剤についても,自分が風邪を引いたりケガをしたりしたときに薬品の成分表を見て,知ってる物質名が出て来る体験っていうのは人生をちょいとばかり面白くするもの(かもしれないもの)なので,ソレと比べたら,面心立方とか最密充填とかどーでもいいし.

2017年度は前期の化学結合のあたりを圧縮して,代わりに後期の有機化合物の範囲,具体的には私たちの身体を構成している化合物の理解,の回数を増やす計画です.

圧縮したぶんは「家庭学習」+「学習サポートセンター(ASC)」だな.

●こうやって考える

生活の全てを電算化する勢いで生きている私ですが,ものごとを考えるときには機械は使いません.

シラバスの改訂も「考える」ところは紙にペンで殴り書きをして進めています.

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調べたり,整理したり,見た目を整えたりっていう作業にコンピュータは適してますが,「考える」のに2017年のコンピュータ環境は役に立たず,むしろ足手まといっていうのが私の考えです.

そのうちに変わって来るかもしれないけど.

このあたりは昨年の11月に『化学』誌に寄稿した『コンピュータは科学者から何を奪ったか』にも書いてあります.

●乞うご期待

っていうわけで,2017年度「化学 #メディケム 」履修 & モグリのみなさまお楽しみに☆

●リンク

www.tnojima.net
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☆新入生への注意