Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・野島 高彦)

お仕事ご依頼・取材・お問い合わせ

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野島 高彦 への お仕事依頼,取材 and/or お問い合わせの連絡は電子メールでお願いします.

電話連絡は固くお断りいたします. #電話嫌い
どのような理由があっても,大学には電話をかけて来ないで下さい

公開:2016-01-18
最新更新:2018-01-08

0 連絡先

↓連絡時にコピペしてお使いください↓

252-0373 神奈川県相模原市南区北里1-15-1
北里大学 一般教育部 自然科学教育センター 化学単位
野島 高彦

1 こんなことをしてきました・こういうことができます・こういうことは今後もやりたいと考えています

本業の「自然科学研究 & 自然科学教育」以外に,以下のようなことをしてきました.こういうことを今後もやってみたいと考えています.

1.1 書籍出版(有償)

1.1.1 『はじめて学ぶ化学』

はじめて学ぶ化学

はじめて学ぶ化学

化学を専攻しない大学生を対象とする化学の入門書『はじめて学ぶ化学』を,株式会社化学同人からのお誘いで執筆しました.初版発行2012年以降,増刷を重ね,2017年12月に増刷8刷決定しました.医療系や生命系の国公私立大学で基礎レベル化学の教科書として採択され続けています.【採択校一覧】

1.1.2 『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』

誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方 (研究を成功させるための秘訣)

誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方 (研究を成功させるための秘訣)

実験ノートの上手で効果的な使い方についてのガイドブック『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』を,株式会社化学同人から刊行しました.初版発行2017年7月10日,2017年12月に増刷3刷決定しました.

1.2 文科省検定教科書づくりのお手伝い(無償)

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大日本図書株式会社の中学校1年生向け理科教科書『理科の世界1』の,実験に関するページには,私がブログで公開し続けてきた『実験ノートには何を記録するのか?』を中学生向けに再構成したものが用いられています.この教科書の教師用指導書には,私のサイトへのリンクが記載されています.【リンク】

1.3 資料提供(無償)
  • 『科学の知識と英語を身につける』(ベレ出版)に,気体の法則を説明するイラストを提供しました.2015年2月25日発行.【リンク】
  • 『新版ふれあい 自然図鑑 秋』(学研)に,ヒガンバナの写真を提供しました.2015年9月11日発行.【リンク】

1.4 教材提供(無償)

  • 『実験ノートには何を記録するのか?』と『実験レポートの書き方』を指導するためのスライドを,国内外の教育機関,研究機関,民間企業に提供してきました.くわしくはこちらをご覧下さい↓

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1.5 メディア取材(無償)
  • 【新聞】朝日中学生ウィークリーの取材を受け,実験科学研究において実験記録を残すことの意義を説明しました.2014年4月20日号.【リンク】
  • 【TV】TBSテレビ「サンデーモーニング」の取材を受け,実験科学研究において実験記録を残すことの意義を説明しました.また,実験ノートのコピーを提供しました.2014年4月13日放送.【リンク】
  • 【TV】TBSテレビ「ひるおび!」の取材を受け,実験科学研究において実験記録を残すことの意義を説明しました.また,実験ノートのコピーを提供しました.2014年4月4日放送.
1.6 セミナー講師(有償)

ネタはイロイロあるのですが,たとえば2017年2月には初年次教育関連の講演会(模擬授業+ディスカッション付き)を行いました.
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1.7 研究審査(有償無償各種)

各種審査はたいへん勉強になる機会と考えております.公開可能な範囲では,科学研究費 #科研費 の書類審査をやりました.
科学研究費第1段審査委員平成25年度,「複合化学・生体関連化学・5305」
科学研究費第1段審査委員平成26年度,「複合化学・生体関連化学・5305」

2 こういうことをやってみたいと考えています

これまでの経験と実績を応用しつつ,本業の仕事の幅を広げるようなお仕事を希望しております.

たとえば,

  • 一般的化学の教科書,入門書,解説書の執筆
  • 基本的な有機化学や生化学の教科書,入門書,解説書の執筆
  • スタディスキル,ラーニングスキル,初年次教育プログラム向けの教科書,入門書,解説書の執筆
  • 化学系科目の非常勤講師(大学・短大)
  • 写真やイラストやスライドや教材の提供

具体的には,以下のようなものを想定しています.

2.1 化学の基本を扱った教科書,入門書,解説書の執筆

2012年発行『はじめて学ぶ化学』では,主として医療系や生命系の大学1年生を読者として想定していました.

そこで次は,文系学生の一般教育自然科学系科目とか,建築学や機械工学や電気工学といった化学系ではないコースの基礎科目とかをターゲットにした教科書を執筆してみたいと考えています*2

特に,産業革命とか高度成長といった,社会の変化と自然科学との関係,なんていうあたりを自分自身で調査しつつ本にして行く,というようなお仕事.

2.2 有機化学や生化学の基本を扱った教科書,入門書,解説書の執筆

2012年発行『はじめて学ぶ化学』では,高校「化学基礎」未履修者でも化学を学べるように,基礎的事項の丁寧な解説にページ数を割り当てました.ここに「透析」や「放射線」など,医療系で必要になる領域をプラスして全15章としました.

そのため,有機化合物や生化学反応について扱うことができませんでした.この部分の出版の機会を求めています.

私自身が医療系学部1年生対象の通年科目として担当している「化学」では,『はじめて学ぶ化学』の内容を初回から20回目までに扱い,21回目から29回目までは,有機化学や生化学の基礎を解説したプリントを用いて講義を進めています.

有機化学は「膨大な量の化学式と名称を暗記しなければならない」というイメージが先行しているため,「最大限ココまで覚えれば良い」という範囲を最初に設定し,その中で有機化学の世界を様々な角度から見て行く,という構成になっています.

2.3 写真,イラスト,教材の提供

ブログ,SNS,Webサイトで公開してきた写真,イラスト,講義資料が,今後もこの世の中の様々な場所で使われて行くことを歓迎します.ご利用後,ご一報いただければ幸いです.

3 お断りしているお仕事

学会や研究会の委員で,定期的に夕刻に学外で会議が行われるタイプのお仕事は全てお断りしています.

時間割がこうなっている のと,相模原キャンパス周辺が夕刻には激しく渋滞し,移動に要する時間を見積もれないためです*3

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*1:イラスト→ http://www.wanpug.com/illust/illust2072.png

*2:化学を専門としない読者を想定しての執筆は,著者として大変勉強になる機会であるとともに,本質的な問いに取り組む またとない機会でもあります.執筆を通じて得た経験は講義,研究,社会連携活動に役だっています.

*3:学会誌の編集委員をお願いされて引き受けていたことがあるのですが,都心で開催される編集会議の開催日のほとんどが化学実験や学内会議とぶつかり物理的に参加不可能となり,ご迷惑をお掛けする結果になってしまったことがありました.

2018年の過ごし方:テーマをもった毎日の365日積み重ね

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2018年は「テーマをもった毎日の365日積み重ね」で生きてみることにしました.

365日それぞれに対して,ある日は「今日はコレをやるための1日にする!」とか,「今日はこういう意義のある1日だった」というように,1日の始まりでもいいし,1日が終わってからでもいいし,それぞれにテーマを割り当ててみるわけです.

365日のテーマを並べても,連続したストーリーには なっていないかもしれないし,実は何かのストーリーになっているかもしれないし.それがどうなるのか,2018年12月31日が楽しみです.

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誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方 (研究を成功させるための秘訣)

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はじめて学ぶ化学

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2017年:「ここまでにした」だったのか「もうちょっと進んだ」だったのか

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●年始にはこういうことを考えていました

元旦に2017年の過ごし方として,「プラス5 %のもうちょっと」というものを決めました.「ここまでにしておこう」と考えたとき,「もうちょっと進んでみよう」って考えることにして,それが「5 %くらい」っていう考え方です.

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この目標は正直なところ うまくいったのか うまくいかなかったのか わかりません.

っていうのは,いろいろなものごとを同時並行で進めていて,それらを分割しながらアウトプットしている毎日なので,「ここまでにしておこう」っていう場面がほとんど無いからです.

〆切が設定されている仕事の場合には「ここまでにしておこう」が来るのですが,実際には「ここで終わらせて別の仕事を進めよう」になっている場合が大半なので,「もうちょっと進んでみよう」っていう選択肢ができません.

目標とか行動指針としては,成功だったのか失敗だったのか,何とも言えない状態です.

● 化学『メディカル指向のケミストリー #メディケム 』

水曜1限医療工学科および金曜2限看護学科対象の「化学『メディカル指向のケミストリー #メディケム 』では,2016年度までと一部構成を変更しました.

具体的にはこれまで5週目から7週目にかけての3回にわたっておこなってきた化学結合論の内容を2回に圧縮し,ここで生まれた1回ぶんを26週目(後期)にまわして「生体を構成する有機化合物」の回を設けました.

「せっかく大学生になったのに高校の復習みたいなのばかりでつまらないー」という声に応えるものです.じぶんで教科書を読めばわかる内容をわざわざ説明するのもムダだし,学習サポートセンター(ASC)や化学要習も用意してあるのだから,高校までの範囲は原則として講義時間から追い出していこうという考え方です.

この考え方は2018年度以降も続けていきます.

講義の設計指針はFD通信に寄稿した文の中で説明してあります.
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● 大学基礎演習『理系スタイルのスタディ・スキル #リケスタ 』

前期木曜2限「大学基礎演習『理系スタイルのスタディ・スキル #リケスタ 』は2016年度と同じ構成で進めました.
今年度の履修者は,薬学4名,生命創薬3名,獣医学3名,動物資源科学6名,生物環境科学3名,海洋生命科学1名,生物科学科2名,理学療法学専攻1名でした.

●担当科目ぜんぶあわせて

2017年度は,医療工学科の講義を28回,看護学科の講義を28回,大学基礎演習を14回,化学要習を12回おこないました.また,上級年次再履修者向け集中講義を4コマ担当しました.以上合計86コマ=7 740分.

さらに,木金午後の化学実験は正規コースで48回,さらに欠席者対象の補充実験を3回,合計51回おこないました.1回4.5コマ換算で229.5コマ=20 655分.

以上を合計すると,講義,演習,実験で315.5コマ=28 395分になります.だいたい473時間.

●出版

『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』刊行

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7月10日,人生2冊目の単著での書籍『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』が化学同人 @kagakudojin から発行となりました.

誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方 (研究を成功させるための秘訣)

誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方 (研究を成功させるための秘訣)

大学基礎演習 #リケスタ で扱ってきた,実験科目への取り組み方についての内容の一部を発展させ,対象学年を卒業研究に取り組む学年にしたものです.

「こうしなければならない」とか「これが正しいやりかただ」ではなく,「たとえばこんなふうにやっておくとやりやすい」とか「こういうアイデアもある」とか「こういうのは止めておいたほうがいい」を重視してあります.

初版第1刷発行から約2ヶ月後の9月30日には増刷第2刷に,さらに年末になって増刷3刷が決定しました.どうもありがとうございます.

『はじめて学ぶ化学』増刷第7刷発行

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10月30日,2012年4月30日に初版第1刷が発行された『はじめて学ぶ化学』が,増刷第7刷となりました.年末になって増刷8刷の連絡が来ました.どうもありがとうございます.

はじめて学ぶ化学

はじめて学ぶ化学

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現在までの13都道府県の学校で採択されています.

●教材提供活動

国内19箇所の中学校,高等学校,大学,大学院に,実験科目指導用教材を提供しました.
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これまでの提供先は,27都道府県+海外2か国になります.

● #キャンナビ

オープンキャンパス番外編

2月19日.キャンナビが主催する「オープンキャンパス番外編」が開催されました.ちょいとお手伝い(年中行事).
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引き継ぎ研修合宿

3月9日-10日,キャンナビの幹部学生 and/or こんど最終学年になるメンバーで湯河原に一泊二日の研修旅行に行きました.ここで決めたものごとに従って翌年度のキャンナビが運営されていきました.入学センター職員のS氏といっしょに同行(年中行事).
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引き継ぎ式と追いコン

3月15日,キャンナビの幹部交代および卒業まで活躍してくれたメンバーへの感謝状贈呈をおこなう「引き継ぎ式」がありました.今回4年で卒業していった人々は,キャンナビから最初に卒業生が出た2013年の春に入れ替わりで入ってきた人々です.一巡した感があります(二巡?).
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第1回オープンキャンパス

3月19日,2017年度第1回オープンキャンパスが開催されました.ここからが2017年度体制での活動となりました.
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ラジオ収録

3月30日,キャンナビのラジオチームに頼まれて番組収録のお手伝いをしました.


春のBBQ

4月21日に学内BBQ場で春の新歓BBQ大会がおこなわれました.
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html講座

6月13日,キャンナビのWebチームおよび希望者を対象にした演習形式のhtml講座を開催しました.これも毎年この時期におこなっているものです.
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今では私よりもhtmlやcssを書く能力が高いメンバーもいますが,それでも最初は私がコレをやらないと先に進まないのです.
私自身に対しても簡単なコードを書くリハビリになっています.

ネットリテラシー研修

6月20日,定例ミーティングの前半で,ネットリテラシー研修をおこないました.これも毎年やっているおしごとです.

第2回オープンキャンパス

8月5日-6日,第2回オープンキャンパスがありました.ちょいとお手伝い(年中行事).
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第3回オープンキャンパス

8月27日,第3回オープンキャンパスがありました.ちょいとお手伝い(年中行事).
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第1回進学相談会

10月1日,第1回進学相談会がありました.ちょいとお手伝い(年中行事).
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● #北里つながろう

北里大学の在学生や卒業生や入学予定者のTwitterネットワークが今年もユルく広がりました.
実際に会ってみようっていう人々向けのイベントとしては,恒例のお花見,ハロウィン,ヤキイモではない+豚汁,をやりました.
一方,前期に予定していた新歓BBQは天候の都合で中止となりました.また,昨年までおこなっていた七夕イベントは,スケジュールが合わず今年度の開催は見送りました.

スイパラ

3月28日,2016年度の北里つながろうプロジェクト各種イベント実行チームメンバーと一緒に町田のスイパラにいきました.年中行事.

お花見3回

4月のガイダンス期間に「お花見」を3回おこないました.コレも年中行事.
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ハロウィン

10月31日,毎年恒例ハロウィン・イベントをおこないました.
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ヤキイモではない

12月4日,学内BBQ場で「ヤキイモではない+豚汁」イベントをおこないました.
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各種イベント実行チームは1年間を通じてユルく募集していて,12月の段階で9名になりました.
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今年もwinK♡を見に行った・7回くらい見に行った

winK♡ふゆのはっぴょうかい

2月21日,winK♡が主催する初の学外イベント「第1回ふゆのはっぴょうかい」を見に行きました.
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UNIDOL卒コン

3月20日,「UNIDOL卒コン」に行ってwinK♡のステージを見てきました.
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winK♡:UNIDOL関東地区予選

6月11日,UNIDOL関東地区予選に行ってwinK♡のステージを見てきました.
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winK♡:UNIDOL夏祭り

8月7日,今年から始まったUNIDOL関連イベント「UNIDOL夏祭り」に行って,winK♡のステージを見てきました.
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winK♡:UNIDOL敗者復活戦

8月29日,新木場で開催されたUNIDOL敗者復活戦に行って,winK♡のステージを見てきました.
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winK♡:UNIDOL Fresh

10月16日,UNIDOLの新人戦に相当するUNIDOL Freshに行って,winK♡のステージを見てきました.
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北里祭のwinK♡

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●2017年のタイムライン:いろいろあった・いろいろやった・いろいろ行った

ミクロの世界展

1月3日,新宿LUMINE 0で開催されていた「不思議で美しいミクロの世界展」を見てきました.
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It's a Sony展

1月25日,銀座のソニービルで開催中の「It's a Sony展」に行ってきました.
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東京凸凹地形 -地形から見た東京の今昔

1月30日,東京都立中央図書館の企画展示「東京凸凹地形 -地形から見た東京の今昔」を見てきました.
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#電通大で招待講演

2月15日,電気通信大学で「初年次教育プログラムで扱う『実験実習科目の学び方』」と題した招待講演+ワークショップをおこないました.
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横浜市電保存館

3月8日,横浜市電博物館に行ってきました.
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台湾の軽便鉄道展

3月8日,原鉄道模型博物館で開催された「台湾の軽便鉄道展」に行ってきました.
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神代植物公園大温室

3月8日,1年前にリニューアルオープンされた神代植物公園大温室に行ってきました.
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樹木定点撮影開始

3月17日から,キャンパス内樹木の定点撮影を始めました.このときは長期計画ではなかったのですが,結局12月下旬まで続けました.今後も続けて行く予定です.
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長女が大学を卒業 #理科大

3月18日,長女が大学を卒業しました.卒業式に行ってきました.
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卒業式

3月21日,東京国際フォーラムで開催された卒業式に行ってきました.
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入学式

4月5日,パシフィコ横浜でおこなわれた入学式に行ってきました.
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北里会の新歓パーティー

4月25日,一般教育部北里会が主催する新歓パーティーがありました.
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ポール・マッカートニーの来日公演

4月30日,東京ドームでおこなわれたポール・マッカートニーの来日公演に行ってきました.人生5度目.2002年の来日公演は諸般の事情で見に行くことができなかったのですが,1990年以降,すべて見に行っています.
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人生最長ドライブ記録:ひたちなか市のネモフィラの丘

5月5日,国営ひたち海浜公園の みはらしの丘に咲くネモフィラを見てきました.いまのところこれが人生最長ドライブ記録です.
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サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド

5月30日,ビートルズの1967年のアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のリミックス盤が発売となりました.デラックス盤を予約注文して購入しました.
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富士五湖めぐり

8月9日,富士五湖巡りドライブにでかけました.
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国鉄電車ナイト

8月13日,渋谷で開催された「国鉄電車ナイト〜国鉄の名車たちを鉄道写真と共に熱く楽しく語る夜!」に行き,小学生の頃からファンだった写真家の広田尚敬さんに初めてお目にかかりました.
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化学再履修者対象夏期集中コース

8月21日(月)から,1日5コマ,6日連続30コマの,1年次必修「化学」不合格者対象の上級年次再履修集中講義が行われました.このなかの有機化学に関連する回を4コマ担当しました.

神奈川やまなみ五湖コンプリート

9月3日,丹沢湖までドライブに行きました.これで神奈川やまなみ五湖(相模湖,津久井湖,奥相模湖,宮ヶ瀬湖,丹沢湖)コンプリートです.
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相模湖

10月7日,相模湖に行ってきました.
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大学の同窓会

10月22日,大学時代の音楽サークルの同期会がありました.大学入学1987年から30年.
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北里祭

11月4日-5日,北里祭が開催されました.2日間にわたってあちらこちら見てまわりました.
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ポッキーの日(の前日)

クリスマスツリー点灯式

11月28日,L1号館前のクリスマスツリー点灯式がありました.

卒業生の結婚式

12月10日,大阪でおこなわれた,卒業生の結婚式に行ってきました.コレがまたドタバタで,
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●そして2018年へ

2018年は「テーマをもった毎日の365日積み重ね」で生きてみることにしました.
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●1年ごとのまとめ

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月刊野島高彦2017年12月号

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●先月

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●担当科目

医療工学科の化学 #メディケム が1回,看護学科の化学 #メディケム が3回,化学実験木曜コースが1回(医療衛生学部臨床工学専攻,診療放射線技術科学専攻,理学療法学専攻),化学実験金曜コースが2回(海洋生命科学部a-c組),化学実験補充実験が2回ありました.
26.5コマ相当,2,385分.(実験は1回4.5コマ換算)

講義記録


2018年度は,水曜1限の医療工(CE + RT)を引き続き担当しつつ,水曜2限の医療検査(ML)を担当します.金曜2限の化学は担当者が変わります.

化学実習室の片付け

4月から続いてきた毎週木金午後の化学実験がおわり,正当な理由で欠席した履修者対象の補充実験を13日(木)と14日(金)におこないました.これとあわせて化学実習室の片付けをおこないました.次の化学実験は来年2018年の4月です.

●『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』再度の増刷!

今年7月に初版第1刷が発行された『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』は9月に2刷増刷となり,さらに今月,3刷増刷が決定しました.どうもありがとうございます.

●『はじめて学ぶ化学』増刷8刷決定!

2012年4月に初版第1刷が発行された『はじめて学ぶ化学』は10月に7刷増刷となり,さらに12月下旬に8刷増刷が決定しました.どうもありがとうございます.

はじめて学ぶ化学

はじめて学ぶ化学

●キャンナビ

12月13日(火)の昼休みに,2月に開催予定のオープンキャンパス番外編の告知動画撮影がありました.コレも年中行事の一つ.
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12月13日(火)に年内最後の定例ミーティングがありました.
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●北里つながろうプロジェクト

つながりの広がり

ただいま私のアカウント @TakahikoNojima では679アカウントが #北里つながろう 参加登録となっています.北里つながろうプロジェクトのアカウント @ku_tsunagaro のフォロワーは1869アカウントです.

そろそろ指定校推薦やAO入試による2018年度入学決定者とのつながりが広がる時期です.

「ヤキイモではない」イベント開催

12月4日(月)に学内BBQ場で「ヤキイモではない」イベントを開催しました.
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●その他のできごと

卒業生カップルの結婚式

12月10日(日),卒業生カップルの結婚式に行ってきました.2010年度化学,化学実験,化学要習で担当した臨床工学専攻卒のAさんと,2011年度化学実験で担当した海洋生命卒のNくん. #キャンナビ で出会った二人がめでたくゴールイン☆
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みやがせ花の日

12月16日(土),「みやがせ花の日」に行ってきました.
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冬タイヤに交換

忘年会・納会シーズン

12月1日(金)にキャンナビの納会が,8日(金)に一般教育部の忘年会が,13日(水)に化学単位の忘年会がありました.

柚子

毎年,自宅の庭で柚子の実が獲れるので,大学にもってきて配っています.今年は199個獲れたうちの,70個くらいを持ってきました.
物々交換になる場合もあるし,そうならない場合もあるし.
たぶん来年も大量に獲れるので,希望者は予約しといてくれれば取り置きしておきます.

江ノ島

12月26日(火),江ノ島に行ってきました.
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海ほたる

12月27日(水),海ほたるに行ってきました.
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●読書

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大人のロック! 編  ザ・ビートルズ 源流と進化 (日経BPムック)

大人のロック! 編 ザ・ビートルズ 源流と進化 (日経BPムック)

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はじめての暗渠散歩: 水のない水辺をあるく (ちくま文庫)

はじめての暗渠散歩: 水のない水辺をあるく (ちくま文庫)

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日経サイエンス 2018年2月号

日経サイエンス 2018年2月号

●Twitterの広がり

  • フォロー3428(2017-12-01)→3430(2017-12-30),+2
  • フォロワー6700(2017-12-01)→6827(2017-12-30),+127

タイムラインがワケわかんない.
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入学年度ごとのフォロー数をグラフ化.いちどは相互フォローになったアカウントの数です.

来春入学予定アカウントとも つながり始めました.

現在は私がフォローされていないアカウントも含まれています(私はフォロー解除されてもフォローしたままにしています).

●2018年1月の予定

  • 1月9日(日)まで冬休みにします.冬休みって言っても大学に行かないで仕事してるんだけど.
  • 1月10日(水)に化学の試験があります.
  • 試験監督業務があります.
  • 上旬に2018年度のシラバス執筆〆切があります.担当コースが一部変更になることに関連して,講義の構成を変える予定なので,それに伴ってシラバスも変更します.
  • 中旬に自動車を買い替える予定です.いよいよモーター駆動へ!
  • キャンナビの定例ミーティングが2回あります.
  • 学内会議が少なくとも3件あります.

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誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方 (研究を成功させるための秘訣)

誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方 (研究を成功させるための秘訣)

はじめて学ぶ化学

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「仮面ライダーの方程式」っていう記事を読むために日経サイエンス2018年2月号を買ってきた

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まったくと言っていいほどTVを見ない私が唯一見ている番組が,日曜朝の「仮面ライダービルド」です.

主人公は天才物理学者という設定になっていて,オープニング画像やキメ技背景には,物理学の数式が登場します.それから,主人公の秘密基地になっている地下室(明るい)にも,ガラス板や黒板に数式が書き殴られていたり,数式が書かれた紙がぶら下がっていたり.出て来る数式はもっとも易しいもので理工系大学1年生レベルです.

こういう演出をやっているっていうことは,スタッフの中か,あるいはスタッフにとても近いところに,理工系大学の卒業生とか,大学院生とか,そんな感じの人物がいるに違いない! って思っていたら,実際にそのとおりでした.

慶応義塾大学で物理学を研究している白石直人博士 @Perfect_Insiderが「物理学アドバイザー」として番組づくりに参加しているのです.

その白石博士による,仮面ライダービルドに出て来る物理学の解説が,今月号の日経サイエンスに掲載されるというので,さっそく取り寄せて読んでみました.

物理学者は白衣は着ていない

「物理学者は白衣は着ていない」ということは強調しておいた。テレビに出てくる研究者はどういうわけか必ず白衣を着ているのだが,あれを物理学者が着ることはまずない。

これは物理学者だからこそ指摘できることです.化学者と物理学者がごちゃまぜになってることがあり,アインシュタイン(っぽい容姿の人物)が白衣を着ているイラスト,なんてものまで見かけたことがあります.

公開鍵暗号の解説

暗号解読が出てくる回があり,そこでは背景画像に公開鍵暗号の式が書かれていました.
公開鍵暗号はインターネットの安全な接続のためにも応用されているものなので,あちらこちらで聞いたり見たりする用語なのですが,それじゃ説明してみろと言われるとキツイものです(私には).

記事中では数式を一切使うことなく公開鍵暗号の仕組みが解説されています.また,この方法で暗号化された情報を他人が解読することがどれほど困難なのかも具体的な数値を用いて説明されています.

蔵本転移の解説

同期がテーマになった回もありました.この回では秘密基地の黒板に同期現象を示す「蔵本転移の式」が書かれていました.自然界には最初はバラバラに発生していたのに,ある時間が経過すると同期する現象があります.たとえばホタルの集団はバラバラに点滅をしていますが,それがあるタイミングで同期します.

吊された台の上に載せられたメトロノームでも同期がみられます.

ムービー2件は記事の参考文献として紹介されていたものです.

ゆらぎの定理の解説

白石博士ご専門の非平衡統計力学についての解説もあります.
平衡状態で考える限り,ΔS>0ですが,条件を細かく設定し,短時間のうちに起きる現象も考慮すると,ΔS<0となる場面がごく僅かではあるが存在する,というものです.
このあたりの研究は1990年代以降に発展して来ており,今後も熱力学を拡張した研究が展開されて行きそうです.

その式,第何話?

番組では毎回,そのストーリーが第何話なのかを数式で示すという演出がなされています.
たとえば第10話なら,
f:id:takahikonojima:20171229135824p:plain
という式が出てきます.

この調子で最終回まで続いていくようですが,果たして30話とか40話とかまで適当な式がみつかるものなのか,このあたりに私は興味があります.

こういうかたちの社会連携って面白いし,もっといろいろな人がやったらいいって思うんだ

番組中で使っている数式は,いろいろと考えて選んでいる数式なので,そうやって本番組を通じ,物理に少しでも興味を持つ人が増えてくれたなら,望外の幸せである。

マンガとかSF小説とか特撮とかアニメとかに影響されて自然科学や技術に興味をもったり,エンジニアや科学者になったりっていう人は珍しくありません.
日曜朝の仮面ライダービルドがキッカケだった,っていう人も出てくることでしょう.
こういう番組づくりに研究者が協力するのは,未来の社会を良い方向に導いていくことにとてもプラスになると私は考えます.
それと,理工系の仕事をしていても,自分の専門から離れた領域について考える機会をつくるためには,何かのキッカケが必要です.
白石博士 @Perfect_InsiderがTwitterで数式の説明をしてくれているので,コレを楽しみにしています☆

コレが化学だったらどうなんだろう?

っていうようなことを考えているうちに,私自身の人生でもこんなかたちでTV番組づくりに参加する機会ができたらステキだなーなんて考え始めています.子供の頃,テレビっ子だったし.

仮面ライダーシリーズは前作の「仮面ライダーエグゼイド」がチーム医療をテーマに,現在放映中の「仮面ライダービルド」が物理学をテーマにしているので,その流れで理系ネタとして化学なんていうことになって,制作協力を頼まれる,なんてことになったら楽しそうです.

番組の回数は炭化水素のC数で行けばメタンCH4,エタンC2H6,プロパンC3H8っていう調子で無限に行けるよ!

っていう安直な方法以外で考えるとなるとタイヘンだな.

次回の仮面ライダービルドが楽しみになってきました☆

日経サイエンス 2018年 02 月号 [雑誌]

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はじめて学ぶ化学

はじめて学ぶ化学

(FD通信への寄稿)私の授業「化学『メディカル指向のケミストリー #メディケム 』」

北里大学一般教育部FD委員会2017年12月発行「FD通信」に寄稿した授業紹介を公開します*1

f:id:takahikonojima:20171228200752g:plain*2

私の授業「化学『メディカル指向のケミストリー #メディケム 』」
自然科学教育センター 化学単位  野島 高彦 

本稿では,筆者が科目責任者として担当している「化学『メディカル指向のケミストリー #メディケム 』」(通年4単位)について紹介する.筆者は他に科目責任者として「大学基礎演習『理系スタイルのスタディ・スキル #リケスタ 』」(前期1単位)を,科目分担者として「化学実験」および「化学要習」を担当しているが,これらについては,本稿では扱わない.

1 誰に向けた科目なのか

「化学『メディカル思考のケミストリー #メディケム 』」(通年4単位)の対象は,水曜1限が医療衛生学部医療工学科臨床工学専攻(CE)(必修)と診療放射線技術科学専攻(RT)(選択)であり,金曜2限が看護学部看護学科(N)(選択)である.2017年度の履修者数および在籍学生数に占める履修割合は,CEが47名(100 %),RTが64名(89 %),Nが63名(47 %)である.副題の一部 #メディケム はSNSハッシュタグであり*3,ここまでが科目名としてシラバスに記載されている*4.基本的な構成は,CE+RT対象コースとN対象コースとで同一とし,ここに前者では工学的・技術的な内容を,後者では自然環境や衣食住と関連させた内容を付け加えている.

2 どのような講義なのか

2.1 医療を学ぶ履修者に向けた化学の講義

この科目は,学部卒業後に医療従事者になることを前提に北里大学に入学してきた1年生を対象とする化学の講義であり,化学を専攻しない学生を対象としたものである.したがって,化学系学科の1年生を対象とする標準的な一般化学の講義とは構成を変えてある.たとえば,高校化学の後半でも一部を学び,化学系学科なら必ず1年生のうちに習得することが求められる「有機化合物の命名法」は,一切扱わない*5.そのかわりに,産油国からタンカーで運ばれてきた石油資源が,薬品や医療材料に変わり,医療で用いられるまでの流れを考える時間を確保している.講義で化学反応の例としてとりあげる化合物にも,原則として医療や生命現象に関わる物質を選んでいる.

2.2 進級後や卒業後に役立つ化学の講義

有効数字の処理や単位換算などを,高校までにじゅうぶんに理解することなく入学して来る層がそれなりの厚みを占めており,前期中にこうした自然科学の基礎を学ぶ時間も確保している.これに加えて,医療工学科では,簡単な微分方程式の解法や,近似計算の考え方を学ぶ時間も確保している.これらの技術は,進級後に専門科目を学ぶときや,卒業後の技術的検討の場面で役に立つものだからである*6

2.3 未来を考える化学の講義

化学を含む科学と技術の発展によって,人類が困難な問題を解決してきたことを学ぶことも,この科目の狙いの一つである.たとえば,空気中の窒素を材料に様々な窒素化合物を合成する技術を開発し,医薬品や医療材料に用いていること,薬効を示す天然物の姿を突き止め,それよりも優れた効果を示す合成医薬品を開発してきたことなどを例にとりあげ,今後も人類は科学と技術の発展によって様々な困難を解決していくし,その成果が医療にも応用されていくので,未来に対して前向きにとらえることが可能だ,という考え方ができる根拠としている.高校化学で学んだ内容であっても,それらが医療従事者としての将来に関わるものごととしては学んでいないので,将来の仕事や人生と,基礎的な化学の知識や考え方を結びつけていくことも,この科目の狙いとしている.

3. 講義のしくみ

3.1 予習して来る者を対象に講義をおこなう

この科目では,履修者が予習をして来ることを前提に講義を進めている.具体的な予習内容は,前回の講義終了時に説明するとともに,その際に配布する資料に記してある.主に,指定教科書の指定箇所や配布資料を読むこと,その範囲の例題に取り組むこと,理解できない場合には学習サポートセンター(ASC)で個別指導を受けて1週間以内に解決することである.化学要習の履修者に対しては,関連する章の復習を指示している.

配布物には,講義時間内での説明を省略する事項もすべて記してある.たとえば,略号の正式名称,複数の呼称が存在する用語などである*7.また,次回講義で扱うものごとの前提条件の詳細も記しておくことがある.さらに,時間制限や難易度の関係で全く扱わないものごとや,アウトラインの紹介にとどめるものごとも,その旨を記しておくことがある*8

3.2 講義1回分の構成

講義90分間の構成を紹介する.時間配分はおおよそのものであり,回によって異なる.

3.2.1 冒頭の10分間

講義冒頭約10分間で前回の内容を復習し,前回回収した用紙の自由記入欄に記されていたすべての質問に回答している.また,この自由記入欄に記入されていた出席者からの全コメントをスクリーン投影し,さまざまな理解度,とらえ方,考え方,感じ方があることの見本としている*9.続いて,今回の講義内容に関連する医療技術,生命現象,身の回りの自然現象などを紹介している.これは今回の内容を学ぶ理由になっている.

3.2.2 中盤の60分間

講義中盤の約60分間では,黒板を用いた解説をおこなっている.計算問題の解法,数式の誘導,有機化学反応に伴う電子の動きの説明などは,学部1年生を対象とする場合には,黒板を使った説明が適していると考えているので,スライドショー形式には していない*10

3.2.3 後半10分間

講義後半の10分間で,講義に関連する医療技術,生命現象,身の回りの自然現象などついてのスライドショーをおこなっている.これに続いて,次回予告と,具体的な復習内容および予習内容を説明している.

3.2.4 確認問題10分間

講義終了後,当日講義内容についての確認問題を配布している.確認問題に解答し終えた者から順に用紙を提出し,配布物を受け取り退室する.用紙には自由記入欄があり,ここに記されたものごとに対しては,3.2.1のとおりに対応している.

3.3 この講義で扱わないものごと

この科目では,グループワーク,レポート課題,ライティング指導,プレゼンテーション指導といったものごとを一切扱っていない*11.こうしたものごとは,別時間帯の「大学基礎演習『理系スタイルのスタディ・スキル #リケスタ 』で扱うことにしている*12.筆者は,1つの科目にありとあらゆる要素を盛り込むことが望ましいとは考えておらず,それぞれに適した科目があると考えている.

3.4 情報公開

この科目では全配布物と講義録をオンライン公開している.いずれも筆者の個人サイトからリンクしてある*13.講義録では講義で紹介した関連情報へもリンクしてある.欠席回の配布物は,各自でダウンロードするしくみになっている*14

4 試験と成績評価

4.1 試験得点だけで成績を決める

この科目では,前期試験と後期試験の2回の試験得点だけで成績評価をおこなっている.合格ラインは2回の試験の平均点で60点を取ることである.試験は前期も後期も100点を超えて出題している.たとえば2016年度の場合,医療工学科で前期に120点,後期に160点の合計280点分を,看護学科で,前期に120点,後期に125点の合計245点分を出題した.このため,前期試験で満点を狙ってじゅうぶんに準備をすれば,前期のうちに通年成績で合格ラインに達することも可能となっている.また,前期試験が不調に終わった場合にも,後期試験で高得点を取り,高い最終成績評価を得ることが可能となっている*15

4.2 試験の難易度

試験問題は,化学を専攻しない学部1年生に対しての基礎学力を問う基本問題の組み合わせで構成している.ほとんどが講義時間内におこなった演習問題の類題,教科書の例題・章末問題の類題,解法とともに配布し自宅学習するよう指示しておいた問題の類題である.例年,前期試験も後期試験も平均点は80点付近となっている.一般入試の理科で化学を選択して来た層にとっては,60点を獲得するのは簡単である.60点に満たない層の大半は,ほとんど勉強することなく試験を受けたか,あるいは化学も含めて種々の科目で勉強方法そのものが理解できていない層である.

4.3 試験情報の公開

試験前に「模擬問題および略解」を配布し,どの程度の問題をどのような形式で出題するのかを公表している.また,過去の全試験問題,解答,模擬問題をオンライン公開している.

4.4 再試験は行わない

こうした(至れり尽くせりな)しくみにしている代わりに,再試験はおこなわない.この科目の合否が卒業延期につながる可能性もあるため,履修者のほとんどが十分に試験対策を立て,その結果,試験の平均点が80点付近となっている.なお,配点のしくみや,再試験をおこなわないことは,初回ガイダンスの時点から説明している*16

5 授業評価

講義が現在のスタイルに落ち着いたのは2012年度である*17.それ以降の授業評価アンケート(授業の振り返りシート)においては,「物事をみる視野が広がった」と「授業の関連分野に関する知的好奇心が高まった」の2項目において高い回答が集まり,平均回答数を上回っている.医療工学科ではこれに加えて「今後の学習のために必要な学力がついた」でも高い回答が集まり,平均回答数を上回っている.一方,「論述したり 表現する力がついた」に対する回答は,ほとんどの場合にゼロである*18.これらのことから,この科目における狙いと,メインターゲットとしている層とがうまく合っているものと考えている.

なお,筆者としては年度内の授業評価アンケートよりも,進級後や卒業後に講義内容が役立つことを期待している.上級生や卒業生からのフィードバックが返って来ることがあり,その際のやりとりも講義内容の改善に役立てている.また,この科目のどこがどのように役立つのかを上級生がSNSで説明してくれることもあり,これも講義内容の改善に役立っている*19.たとえば,放射性同位体の崩壊速度をあらわす微分方程式が,医療工学科専門科目の電子工学や情報工学でも用いられること,人工高分子化合物に関する知識が医療材料についての専門科目を学ぶ際に役立つこと,国家試験の過去問のなかに,講義時間内におこなった確認問題演習の類問が存在すること,などである.

6 講義に関連する取り組み

6.1 無遅刻無欠席チャレンジ

2014年度以降,講義初回に,希望者に対して,「1年後の自分自身に対して全30回の無遅刻無欠席を約束する勇気のある者は,誓いの言葉を紙に書いて提出せよ.この紙は講義最終回で返却する.この約束が守られているかどうかはチェックしないし,成績評価にも用いない.目標を達成する医療従事者になる第一歩として,自分自身への約束を守れるかどうかを試す機会である.」という試みをおこなっている.9割程度の学生が挑戦する年度もあるが,実際に自分自身への約束を守れる者はその1割未満である.これがきっかけで進級後も全科目の無遅刻無欠席に自主的に挑戦する者もいる.

6.2 学びたい者すべてに開かれた講義

この科目では,履修登録していない学生に対しても出席を認めている(いわゆるモグリ).そのため,相模原キャンパスで学ぶ 様々な学部や学年の学部生や大学院生が出席しに来る.進級後の履修科目で休講になったためと言ってやって来る元履修者もいる.そうした出席者からフィードバックが得られることもあり,講義内容改善に役立っている.

7 何のためにやっているのか・誰のためにやっているのか

正直に述べると,筆者はこの科目を筆者自身の勉強のためにおこなっている面がある.大学入学から大学院博士課程修了まで化学を学び,それ以降も化学に関係する研究職を続けてきたものの,化学というものについて もっとも真剣に考え,自分自身の無知をもっとも自覚したのは,北里大学に赴任してこの科目を担当してからである.

8 今後の課題

今後の課題は,90分間の講義時間におこなわなくても構わないものごとを講義時間外(自宅学習)に追い出していくことである.予習資料を読めばわかるものごとを予習課題として徹底的に自宅学習に追い出し,講義室で説明を受けることが効果的なものごとだけに90分間を用いるしくみに変えていくとりくみを,現在も続けている.

<寄稿文ここまで>

●追加情報

科目名にSNSハッシュタグを付けたときの記録

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SNS上でのネットワークづくり

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無遅刻無欠席チャレンジ

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これまでの授業評価の結果

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はじめて学ぶ化学

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*1:学内で配布されたものは,ここに編集委員会からの軽微な校正が入っていますが,面倒なのでここではソレを反映させていません.

*2:http://www.fancyparts.com/fancyparts/cg/schoolkinder/science_1/science_1.html

*3:http://bit.ly/2vQUPty

*4:筆者の調べた範囲では,シラバスがオンライン公開されている講義科目の一部にSNSハッシュタグを組み込んだ人類最初の例である.

*5:有機化合物の命名法を理解しなければならないのは化学を専門とする一部の職業だけなので,化学を専門としない人生を選んだ学部1年生が,大学入学以降この習得に労力を割くのは時間の無駄であると筆者は考えている.

*6:電子工学,機械工学,放射線物理学,伝熱工学など,さまざまな場面で使い回しが効く.

*7:こうしたものごとの説明は「読めばわかる」ものであり本質ではないものなのだが,説明すると不必要に長い時間を取られるものである.こうしたものごとを限られた講義時間から追い出して行く方針で講義を進めている.

*8:授業評価アンケート「I. 授業と教員について」全10項目のうち,平均を下回る回答数となるのは「教員は、学生の理解度を確かめながら授業を進めた」だけである.予習して来ない者の理解度を考慮しないと明言していることと関係があると筆者は推定している.

*9:これを2009年度の途中から続けてきたが,試しに2016年度は質問に対してだけ対応するやり方にしてみた.その結果,前年度までと比べて質問も出なくなってしまった.また,出席者との間に急激に心理的ギャップが広がったようにも感じられた.2017年度,再び全コメント紹介に戻したところ,質問件数も元に戻った.手間はかかるが,「すべてを紹介する」が重要なのかもしれない.

*10:こうした解説が含まれない回では,すべてをスライドショー形式にしている場合もある.

*11:その結果,授業評価アンケートの「論述したり表現する力がついた」への回答は皆無となるが,そうなることも想定している.

*12:http://bit.ly/2wvIyv0

*13:http://www.takahiko.info/

*14:筆者の作成した資料は学内外に公開しており,他大学の医療系学部1年生対象化学系講義でも使用されている.

*15:問題用紙には,たとえば「5問を選んで解答用紙に解答せよ.いずれも20点の配点である.5問を超えて解答した場合,正答していれば通年成績評価の際に加算する.」と記して,1回の試験は100点満点という扱いにしている.

*16:化学を再履修となった卒業生の中には,「駄目なものを駄目と言われて初めて反省できた」,「落とされてよかった」,「国家試験に再試験はないことを意識する機会になった」とコメントしている者もいる.

*17:この年度から,指定教科書として筆者が執筆した『はじめて学ぶ化学』(化学同人)を用いている.後期前半までの講義のほとんどは,この教科書に従って進めている.

*18:この科目では試験に論述試験問題を出題しないことにしている.そのかわりに筆者の担当する「大学基礎演習 #リケスタ 」で扱っている.

*19:こういうこともあって筆者はSNS上でのネットワーク作りに取り組んでいる. http://bit.ly/2x4wAGE

キャンパス内樹木の定点撮影

今年(2017年)の3月から,毎朝キャンパス内の樹木を定点撮影しています.

f:id:takahikonojima:20171228181021j:plain

駐車場からL1号館向かう途中にある,恐らくコブシの一種です(コブシではないかもしれない・知ってる方からの情報求む).

この場所に立っている木です.
f:id:takahikonojima:20171228174151p:plain*1

3月には花が咲いていましたが,これが4月の上旬には散り,しばらく緑の葉が茂った状態が続いて,秋に落葉,今はツボミが付き始めている,という状態です.

2017年3月から12月の定点撮影

3月24日

花が満開だったのは3月下旬でした.
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4月4日

新年度ガイダンス期間中には花が散り始めていました.
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4月11日

4月中旬には花は残っておらず,葉が育ち始めていました.
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5月8日

連休明けには葉の量が増えていました.
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9月29日

この状態が9月中旬まで続きました.
f:id:takahikonojima:20171228174646j:plain

10月12日

10月上旬,紅葉が始まりました.
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10月30日

黄色い葉と緑色の葉が半々になりました.
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11月2日

一部の葉が緑色をしていましたが,それ以外の葉が黄色くなりました.
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11月5日

北里祭開催期間中,落葉が進行していました.
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11月9日

11月中旬になると一部の葉が残っているだけになりました.
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11月13日

11月半ばにはほぼ完全に落葉しました.
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12月25日

12月下旬,枯れた状態が続いていますが,近づくとツボミが出始めていることに気付きました.
f:id:takahikonojima:20171228175217j:plain

これから春にかけて

今はツボミが出始めているところです.これから3月の開花に向けてツボミがふくらんで行くことでしょう.
引き続き1月9日(火)から定点撮影を再開します.

定点撮影

植物の定点撮影では自宅で育てている鉢植えヒガンバナを2011年から撮影しています.
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