文京区の文京ふるさと歴史館で開催中の収蔵品展「はかる」に行ってきました.
今回のテーマ「はかる」は,「量る」「計る」「測る」「図る」「謀る」などをひっくるめた言葉として用いられています.
歴史館が収蔵しているコレクションの中から,これらいずれかの「はかる」に関わるものが展示されていました.
文京区には明治時代から医療機器関連会社が多数あります.文京区内で製造された温度計,血圧計,体温計が展示されていました.
助産師が「産婆」と呼ばれていた時代,新生児の体重は「ばね秤」で測定されていました.
こちらは「はかる」というよりも「計算する」に分類されるものごとで使われていた「手回し計算機」.ハンドルをグルグル回して計算する「機械仕掛けの計算機」です.
「はかる」は 3月21日(月・祝)まで開催されています.
さまざまなものを「はかる」ために人々がどのような工夫をしてきたのかがわかる興味深い展示企画です.
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おまけ
「手回し計算器の『タイガー』」(情報系の科目で「電卓が無かった頃は大変だった」のエピソードとして登場する)が今どうなってるのか調べてみたら,運送管理システムの企業になっていることを知った. / “運輸経営を支援する運送業向けソフ…” https://t.co/QXJpooGfi6
— 野島 高彦【化学】 (@TakahikoNojima) 2016年3月13日
「卒論の計算をやるために徹夜でタイガー計算器を回したものだ!」なんていう先生方も今は定年で #男の子ってこういうのが好きなんだよ / “タイガー計算器の使用方法です” https://t.co/VhTQYmn7Eu
— 野島 高彦【化学】 (@TakahikoNojima) 2016年3月13日