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Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・野島 高彦)

2014年:最善の選択肢をつないで進んだ365日

1月に決めた生活方針で1年間を過ごしてみた結果

2014年1月1日に次のように宣言して1年間を過ごしました.

今年1年間,次から次へと飛び込んでくる様々な物事に対して,常に最善の選択肢を選んで前進して行く,というやり方で行きます.
何かを狙ってエネルギーを集中させるとか,何かターゲットを定めて狙い撃ちするとか,そういうやり方とは違った進み方です.
選択肢の判断基準は「それは未来の社会を建設することに貢献するか?」です.
2014年の過ごし方:常に最善の選択肢を選んで前進して行く(2014-01-01)

実際にそんな調子で1年間を過ごしてみて,2014年12月31日を迎えました.

2014年は,実に予想していなかったアレコレで溢れる1年間でした.

まったく予想していなかったものごとが次から次へとやってきて,巻き込まれたり,かかわってみたり,という日々が続きました.

思いつくものごとを10件 紹介して行きます.

1 実験ノートの人になっちゃった事件

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「そんなことが起きるなんて予想できるわけがないじゃん!」の代表例がコレ.

2010年から「実験ノートには何を記録するのか」という記事を公開してきたんですが,春先の理研STAP細胞事件の一部「実験ノートが2冊しかない」問題でコレが引っ張り出されて,民放TV局から電話はかかってくる,新聞社からは取材依頼がくるっていう調子で新年度がスタートしました.

2 キャンナビ新メンバーがインフレ状態

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予測不能なのがコレ.

例年,キャンナビ @KitasatoNavi では春の新メンバー獲得で調子が出ていなかったのですが,今年は60人を越える新規参加登録があって,いつかは達成したいと願っていた「全学部・全学科・全専攻からメンバーを集める」が一瞬で達成されました.

フェードアウトしちゃったメンバーもいますが,積極的に活動に取り組んでくれるコアメンバーも残っていて,来年度も大丈夫.

たぶんね.

3 SNSのつながりがコントロール不能状態

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人間のアタマで把握できる件数には限界があるっていう具体的な実例がコレ.

北里つながろうプロジェクト が拡大していて,入学前からTwitterでつながっていて,ガイダンス期間や入学式で初めて会う,という人間関係が珍しくなくなりました.

4月1日には薬学部1年生とTwitterで集合場所を相談しておいて,中庭で「お花見+だるまさんがころんだ」をやりました.

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1年生が1,737人*1いて,相互フォロー数472人,27 %.1年生の4人に1人とはTwitterで相互フォローになっている状態です.

もうどのアカウントが誰でどんな人物でどこでいつ知り合ったのか把握不能です.

4 winK♡

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「どう考えてもこういうものごとに興味を持つとは思えない」っていうものごととの出会いがコレ.

5月から「アイドル・コピー・ダンス・チーム」のwinK♡ @wink_kitasato と仲良くしていて,ステージを観るために品川とか渋谷とかにも行きました.もちろん北里祭の屋外ステージも.

ここから学内外に新しいつながりができはじめていて,それが今後どうなるか楽しみです.

北里祭では舞台裏からステージまでのムービー収録班に参加しました.

winK♡の60秒間ムービー↓

5 ムービー制作あれこれ巻き込まれ

徐々に徐々に進路が逸れて行っちゃったのがコレ.

2011年夏のオープンキャンパスで大学公式ムービー撮影班に加わって以来,キャンナビ関係のムービー収録にはほぼ毎回参加してきました.

カメラを向けられた学生を適当にノせつつ,収録現場近くで見つけた知り合いの学生を 強制的に に撮影に協力してもらう,なんていうのが私の役割だったわけなんです.

そのうちにサクラでちょこっと出演してくれって言われるようになって,そのうちに大人の役でちょこっと出演してくれって言われるようになって,そのうちに台本の中に私の出演箇所が組み込まれるようになって現在に至ります.

たとえば12月上旬に公開された「オープンキャンパス番外編告知ムービー」*2の1分26秒目のあたり.前日に1年生が講義室に来て

「明日の朝,1限,収録やります.これ,台本です.こんな感じにおねがいします.じゃ☆」

っていう調子でした.

おいおい,

北里祭期間中はキャンナビ以外のムービー収録にも参加しました.

北里祭実行委員長が登場する場面と,winK♡が登場する場面.

いずれもカメラマンと出演者と両方から収録立ち会いリクエストがあったものです.

それからオバケ屋敷探検収録にも誘われたので同行しました↓

北里祭公式ムービー編集段階でカットされたシーンをつなぎあわせたwinK♡の10分間ムービー↓

6 全国首位の座をめぐるSNS学園祭コンテスト

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半分お祭り騒ぎだったのがコレ.

オンラインメディアで学園祭に投票する「SNS応援団コンテスト」では,北里祭 @kitasato_fes と中央大学白門祭とが全国首位の座を巡って激しくバトルを展開しました.

私も毎日Twitter,Facebook,Webから投票していました.

北里祭アカウントからのよびかけがあると,実行委員が一致団結して投票し,数分間で3桁とか4桁とかの票が集まることもありました.

全国2位となりました.

3位との差をみると,戦いの激しさがわかります.


7 悪天候にイジワルされた北里つながろうプロジェクト

人間にはコントロール不能なのがコレ.

北里つながろうプロジェクト 各種イベント実行チームに,1年生が3人加わってくれました.

まず前期にイベントやって高学年メンバーから業務引継,という計画だったんですが,第1回目イベントとして開催予定だったBBQ大会は雨天延期雨天延期雨天延期雨天挫折.後期になってから小規模なイベントを数回やって,12月に5年目となるヤキイモ大会,というのが今年の活動記録です.

8 おかげさまで教科書増刷4刷

はじめて学ぶ化学

はじめて学ぶ化学

着実に成果を上げつつ意外な接点ができたのがコレ.

11月に大学院時代を過ごした研究室の同窓会があって,在籍期間は重なってない先輩から,

「2015年から都内某私大の看護学部で化学の非常勤講師を担当することになって教科書を探して選んで大学に届け出てから著者名をみて『ん?』っていうことになって『君の書いた本だったよ!』ちょっとハナシをきかせてもらおうか?」

っていうことがありました.

採択校プラス1校.

2012年度から私が担当する化学講義で教科書として指定している「はじめて学ぶ化学」は3月に増刷3刷となりました.

採択校は全国に増えてきました.

2015年春の増刷4刷も決定しています.

関係する皆様にお礼申しあげます.

9 研究の進路変更はしないでOK

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じわじわと影響が出てきているのがコレ.

これまでにやってきた研究についての問い合わせが時々来るので,見当違いな研究をやってきたわけでもないなどと考えています.

9月に発行された専門書では,現在進めている研究がちょこっと紹介されました.

分子論理ゲート 情報処理のできる機能性分子 (KS化学専門書)

分子論理ゲート 情報処理のできる機能性分子 (KS化学専門書)

  • 作者: アミルラ・プラサンナ・デシルバ,内山聖一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/09/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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10 QRコード便利で(・∀・)イイ!!

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建学の精神「事を処してパイオニアたれ」に沿った試みがコレ.

オンラインの情報源へのリンクをQRコードで配布する方式に完全に切り換えました.

講義で紹介したムービー,データベース,スライドの引用元,それから私が公開している関連情報やtogetterまとめ,過去の配布物へのリンクも,すべてQRコードにして配布しました*3

私がオンライン公開している情報への月間アクセス数は,QRコード配布式にしてから一桁増加しました.

QRコードを見かけたらとりあえずスマートフォンを向けてみる,っていうのが習慣になってる人々が予想以上に多いことを知りました.

2015年の計画/抱負

まだまだ刺激が足りない! もっとも刺激的な選択肢を選んで進んで行きます.

どうなるだろう?

2014年のタイムライン

1年間のできごとは↓こちら↓に記載しました.

2014年のタイムライン - Life + Chemistry (北里大学・野島 高彦)

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