卒業式が 昨日終わり,2012年度4年制入学世代の濃いキャラの人々が一度に去って行った大学で,ちょっとした喪失感みたいなものに包まれつつも,2016年度の準備を進めています.
winK♡が来た
夕方,北里大学のユニバーシティ・アイドル winK♡ @winK♡の ゆみ(こんど3年)と かな(こんど2年)が,次回ステージのチケットを届けに来てくれました.
winK♡も卒業コンサート出演します💗このチケットでピューロランドで遊べるのでお得です🙆購入希望の方はこのアカウントかメンバーのアカウントにDM/リプおねがいします😉 pic.twitter.com/doDMcnmN3T
— winK♡ (@winK_kitasato) 2016年3月11日
winK♡との接点は,昨日卒業して行った看護学部の人々のうち,1年生のときに化学を選択していた人々の中に結成コアメンバーがいた,っていうあたりまでさかのぼります(2012年).
これまでに北里祭ステージで3回,学外ステージで8回,合計11回のステージ を見ましたが,毎回毎回「前回とは違う何か」を加えていて,見せる+魅せるのが本当に上手だと感心しています.
どのステージが一番良かったのかっていうのは比べることができず,もちろんどれも「あのステージをもう一度見たい」なのですが,それよりは一番見たいのは「次のステージ」です.
だから,「こんどはこういうのを見たいな」とか「あれをまた見せてよ」みたいなことは一切言いません.私は私の考えやアイデアが一切関わらない純粋に100 % winK♡の作品を見たいのです.もっとも,私が何かお願いしても却下されるだろうけどね.
今年も きみたちが創るものを見せてよ☆
新入生のみなさん!ぜひwinK♡に入って最高の思い出をわたしたちと作りましょう!💓💓
— winK♡ (@winK_kitasato) 2016年3月18日
アイドルに詳しくなくても大丈夫🙆ダンスが苦手でも大丈夫🙆やる気さえあればどんな子でも大歓迎です!💓💓#春から北里 #winK♡ pic.twitter.com/aDxSRi7kzf
キャンナビの「第0回」定例ミーティング
18時からは隔週木曜に行われているキャンナビ @KitasatoNavi の定例ミーティングがあって,今月上旬の 引継式 で新幹部となった まつや(こんど生物科学3年),まゆっきー(こんど作業療法3年),まゆまゆ(こんど看護2年)の3人,それに あや(こんど看護4年),はらちゃん(こんど物理3年),みるふぃーゆ(こんど医療検査2年),それから,キャンナビ担当の入学センター職員2名と,私とで集まりました.例年,この時期は帰省していたり旅行に行っていたりで集まり具合がアレです.
私は2011年3月から学校法人北里研究所の正式業務としてキャンナビの活動に関わってるのですが,2013年度からはこの時期に幹部と相談して,1年間にわたって私がどの程度まで関わるのかを決めています.
私自身が理想的だと考えている関係は,「私はアレコレとアイデアを投げる・でもぜんぶ却下してくれることを望む・もっと優れたアイデアを代わりに私に投げつけて来ることによって」というものです.
でもコレはちょいとムリなハナシなので,実際には必要に応じて私がアレコレとアイデアを投げ,キャンナビはそのまま採用したり,アレンジして採用したり,別アイデアを私にリクエストしたり,っていう感じで関係を続けてきました.
「今年度どうする? たとえば極端な考え方だと,
『もう自分たちで全部できるから,一切口出ししないでくれ.必要なときは具体的に何をどのようにやってもらいたいか注文するから,そのときだけ対応してくれ』
っていう関係も考えられるし,逆に,
『もっとも生産性が高く,スマートにものごとが進むやり方を考えてくれ.それに従う』
っていう関係も考えられるよね.実際にはその中間領域のどこかに落ち着くんだろうけど.君たちが理想とする距離と強度で2016年度も付き合うよ.もちろん
『出て行け』
でもいいよ.そしたらここから出ていくよ.決めてよ」
から始まった やりとりを近くでみていた入学センター職員のMさんが言うには「カップルが『これからどうするか』を話し合ってる場面みたい」とのことでしたが,似た面はあるかもしれません.「俺たち5年付き合ったけど,どうする?」
結局,今年度もこれまでどおりに「必要に応じて私がアレコレとアイデアを投げ,キャンナビはそのまま採用したり,アレンジして採用したり,別アイデアを私にリクエストしたり」っていう関係を続けるっていうことを確認しました.
引き続きインターネット周りのシステム化を進めるのと,効率化を高めるためのIT化を手伝うのと,SNS研修と,プレゼンテーション研修と,公式動画収録時のお手伝いと,他にイロイロと属人的な業務をやります(属人的な業務に関しては別記事で書きます).クラウド化のお手伝いも新しく頼まれました.
「キャンナビとして何を創るのか?」とか「キャンナビとして何を選択するのか?」っていう問題には私は一切関わらないことにしています.私は私自身のカラーが反映されない,100 % キャンナビが創るものを見たいからです.
今年も きみたちが創るものを見せてよ☆
学祭実行委員と不二家でごはんを食べながら
先週の金曜日の午後,2016年度の北里祭 @kitasato_fes の実行委員長,副実行委員長,広報責任者,といっしょに正門前の不二家でおひるごはんを食べました.
2016年度 #北里祭 @kitasato_fes の実行委員長,副委員長,広報担当といっしょに正門前の不二家に行ったよ! まんなかが委員長です. pic.twitter.com/JBvXyKe29r
— 野島 高彦【化学】 (@TakahikoNojima) 2016年3月18日
北里祭関係のアレコレは私の管轄するものごとでは無いのですが,2014年度の北里祭実行委員会幹部と,その年度に北里祭対応をしていた教学センター事務職員の人からほぼ同時にインターネット関連の相談を受けたことがキッカケとなって,現在までちょいとしたお手伝いをしています.
私は2009年度に北里大学に赴任した年から 毎年,北里祭を見に来ていて,北里祭を愛しています.
2016年度の北里祭Twitterアカウントが動き出したので,新学期が始まって慌ただしくなる前に一度会っておこうと考え,この日にセッティングしたのでした.
2016年度の北里大学生が北里祭の2日間を創り上げるうえで私が協力可能なものごとを一通り説明して,どのあたりの距離からどのようなお手伝いをするのかっていう方針を決めて,あとは私の裁量で適当にアレすることにしました.コレは去年も一昨年も共通.
これから2016年度北里祭のテーマを決めるとのことで,「どういうのがいいと思います?」って聞かれたので,「それは私に聞いたらだめなんだよ.北里祭はきみたちが考えてきみたちで創るものだからね.私はそれを見たいんだ.100 % きみたちで創るものをね」.
今年も きみたちが創るものを見せてよ☆
みんな繋がっていて,糸を紡ぐように統合されていく
過去7年間の日々の中でさまざまな人々とのさまざまな関係が絡み合ってきました.
要所要所を拾ってこの絡み合いの説明を試みると,2010年度の化学講義でTwitter利用を推奨したら1年生との相互フォロー網が広がって,それが数回かたちを変えて北里つながろうプロジェクト @ku_tsunagaro に発展して来ました.
その初期メンバーがキャンナビで活動していて,キャンナビのオンライン展開を手伝ってくれとリクエストして来たことからキャンナビとの関係が始まり(2011年),それが大学公式の(属人的な)業務となり,大学からSNS関連のアレコレが持ち込まれ,北里祭実行委員会とのつながりに続き(2014年),現在に至る,っていうところです.
winK♡は初代リーダーが私の化学の履修者で,2012年4月中旬,超初期の 北里つながろうプロジェクト に乗っかってきてくれたところからつながりが始まり,翌年,この人がwinK♡を結成したとき(2013年),SNSでメンバー探しとイベント宣伝をやろうって考えて @winK_kitasato アカウントを北里つながろうプロジェクトに参加登録してきたのでした.
いろいろなことをやっている今日この頃ですが、私の中ではみんな繋がっていて、糸を紡ぐように統合されていくんです。予定では。
— 野島 高彦【化学】 (@TakahikoNojima) 2010年11月19日
というわけで,とりあえず私の中では広がりつつも統合された状態になっています.だから6年前に「予定」って言っていたことはすでに予定ではなくなっています.
今の私は,この広がりと絡み合いの中から,北里大学の学生がまた新しい何かを創って見せてくれることに期待しています.
これからも きみたちが創るものを見せてよ☆