「大学基礎演習『理系スタイルのスタディ・スキル #リケスタ 』」第1回に出席した24名を対象に,インターネット上の各種サービスをどれくらい利用してるか/利用してたか/知ってるか,のアンケートをとりました.
また,自宅にどの程度のPC関連機器が整ってるのかも調査しました.今回で7回目です*1.
- ICT利用状況調査2016(2016-04-21)
- ICT利用状況調査2015(2015-04-09)
- ICT利用状況調査2014(2014-04-10)
- ICT利用状況調査2013(2013-04-25)
- ICT利用状況調査2012(2012-04-23)
- インターネット上のサービス利用状況調査(2011-04-17)
アンケートの内容
具体的な調査項目は以下の通り.
- 大学入学前からE-mailを利用していたか
- E-mailのアドレスを2個以上持っているか
- 自分のブログを持っているか
- mixiのIDを持っているか
- Twitterのアカウントを持っているか
- Facebookのアカウントを持っているか
- Google+のアカウントを持っているか
- LINEを利用しているか
- Instagramのアカウントを持っているか
これらに対して利用状況を以下の4通りから選んでもらいました.
- 使っている
- 使っていたが,今は使っていない
- 使っていないが,どんなものかは知っているつもり
- 使っていないし,なんだかよくわからない
集計結果:インターネット上のサービス
今年度は次のような傾向がみられました.
- 2年連続LINE利用率100 %
- みんなが使ってるLINE.
- mixiの時代復活せず
- 昨年度ついに0名となったmixiユーザは復活せず.24 %→14 %→1名→0名→0名→0名.
- Instagram去年より増えた
- 21 %→33 %.
- 6年間のSNS利用率推移
- Twitterは33 %→54 %→78 %→67 %→67 %→75 %,Facebookは9.5 %→25 %→37 %→48 %→21 %→38 %,Google+は4.8 %→21 %→26 %→33 %→21 %→46 %.
集計結果:自宅で利用可能な機器
基本的には昨年度と同様の回答が寄せられます.
- PCもプリンタも過半数の学生が自由に利用できる状況.
- 昨年と比較して,PC(ノート以外)の所有率低下,プリンタ所有率低下,スキャナ所有率上昇.
なお,昨年度から履修許可条件に「AndroidOS またはiOSがインストールされているスマートフォンまたはタブレットを毎回持参できること」を加えました.
私の担当する大学基礎演習の履修許可条件に今年度から「iOSあるいはAndroid OSのスマートフォンを毎回持参できる者」を加えました.選択科目・自由履修科目だから「持ってない人への配慮がどうのこうの」はいいよね. pic.twitter.com/EW5fMiiBC1
— 野島 高彦【化学】 (@TakahikoNojima) 2016年2月4日
大学生活を有意義に過ごすためにインターネットを活用しよう
コンピュータとインターネットは,従来の「しごとのやりかた」が要した時間と労力を圧倒的に短縮し,生産的で創造的なものごとのために時間と労力を生み出してくれるだけじゃなくて,人と人との出会いやコミュニケーションの可能性を飛躍的に広げてくれます.
機械にやらせれば済む作業は機械にやらせることにして,「人間でなければできない仕事」に,限られた学生時代の持ち時間を割り当てようぜ☆
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*1:大学の時間割がちょくちょく変更になるため,この科目を履修している学生の所属コースには違いがあります.