調査レポートあれこれ
提出されたレポートの内容をさらに良いものにするためのポイントを8点選んで紹介しました.
- 表なのか本文なのか:
- 図表のおやくそく
- レイアウトに依存させない
- 参考文献リストにまとめる
- 文体
- 具体的な根拠
- 段落のサイズは食べ物と同じ: 一口サイズだと食べやすい.大きな段落は分割して小見出しを付ける.
- 本文中で体言止めしない
- 実験レポートと同じ考え方:断定調で書く,すべての図表に通し番号とタイトルを付ける,すべての図表は本文中で扱う,図表を本文中でレイアウト依存させない(右の,とか次ページの,とか)
なお,今年度,手書きは1通だけで,残りはプリントアウトでした.
第1回目からの振り返り
「調べる」,「計画を立てる」,「記録を残す」.「レポートを書く」,「伝える」,「決める」.「説明する」といったスキルを身につけることがこの演習の目標でした.毎回の演習の内容は,これらのいずれかに対応したものになっていました.この演習を通じて学んだことが,残りの大学生活に,そして卒業後の人生に役立つものであることを願います.
調査レポートの返却
前回の演習で提出された調査レポートには1週間のうちに添削を行い,今回の演習で返却しました.
提出物の返却
明後日は4月からの提出物を全て返却する回でもある. #リケスタ pic.twitter.com/Mar3Jr7dSH
— 野島 高彦【化学】 (@TakahikoNojima) 2018年7月17日
第1回目からの提出物をすべて返却しました.
第1回目には2人一組になって相手を取材し,他者紹介をしました.そのときの取材メモもコピーして返却しました.ペアになった相手について自分が取材したメモと,そのときに相手が自分について取材したメモとの両方がセットになって帰ってくるわけです.
感想やコメントを求む!
これから先,何かの拍子に「お! コレには1年生の #リケスタ で学んだ内容が応用できるじゃないか!」という場面に出会ったときにはSNSとかメールとかで知らせてください(電話はイヤ).
今後の演習に取り入れます.
そうやって少しずつ演習の内容を良くして行くことが,大学を良くして行くことにつながるし,それは世の中を良くして行くことにもつながります.
未来の世の中を良いものにして行くためにご協力ください☆
2018年度全演習の記録
関連リンク
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