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果物の香りの主成分はエステル類です.
キーワード
エステル化,けん化,生分解性ポリマー,せっけん,フィッシャーのエステル合成,プロドラッグ,油脂
講義内容要約
- カルボン酸とアルコールの脱水縮合でエステルが得られる
- フィッシャーのエステル合成反応のしくみ
- 酸無水物とアルコール(またはフェノール)から不可逆的にエステルを合成する
- 油脂からセッケンをつくる
- エステルのポリマーがポリエステルで,PETはその代表的な化合物
- 生分解性ポリエステルの医療への応用
- 酸素を含む有機化合物の水素結合
- フルーツの香り
確認問題+自宅学習資料
質問
- タミフル自体は薬の作用がないときいて驚きました.よくタミフルで副作用がでるとききますがなぜですか.
「なぜ」はメカニズムのことなので私にはわかりません.厚生労働省が副作用について情報公開しています.
コメント
- 難しかった.身近なものでの例えがわかりやすかった.
- 生活や医療にまぜた話は頭に入りやすかった.
- インフルエンザの時に飲むタミフルは肝臓の加水分解によって効果があると初めて知って驚いた.
- 抜糸のいらない縫合糸が生分解性ポリマーからできていたのは知りませんでした.
- 生分解性ポリマーはよく知らなかったけど とてもありがたいものなんだとわかってよかった.
- 体内で生分解される糸があることで,抜糸の手術をやらなくてよくなるというのは患者さんの負担を減らすことができて,すごい技術だと思いました.手術は3回以上すると内臓などが-酸化してしまうときいたことがあるので,手術の回数をへらすことは大切なのかなと思いました.
- 化学式が本当に苦手で,今回も,授業では何とか理解できても,自分で実際このように解こうとすると全く分からないのでもっと勉強して身に付けなければと思いました.そして人間の鼻の化学物質の構造を読み取るしくみのすごさを感じました.
- 細かい分子の違いを察知して においの違いを感じているのはすごいと思った.後期けっこう大変そうなので頑張ります.
- 予習してくると授業に余裕が生まれるのを実感しました・続けます.
- 様々な反応がでてきてごちゃごちゃしてきたので,次回までにちゃんと整理してこようと思います.
- 覚えなければたくさんあって大変だなと思いました.
- がんばって覚えます.
- 高校のときの勉強をもう一度やり直さないとと思った.
- ノートにうつすのにせいいっぱいのため復習をちゃんと頑張る
- ちゃんと復習します.
- もうだめかもしれない
出席者数推移
金曜2限出席者数推移
— 野島 高彦【化学】 (@TakahikoNojima) 2017年10月27日
(1)62→61→62→62→60→58→60→61→59→59→50→55→57→51→
(16)55→46→50→43→45→42→39→(23)45(他学部からのモグリ2名含む)
ちょいと持ち直した
今日の2限の看護の化学には薬学部の1年生2人がモグリに来ていた.一方,履修登録者の出席者は, #来る者拒まず去る者追わず
— 野島 高彦【化学】 (@TakahikoNojima) 2017年10月27日
【訂正】薬学部1人,獣医学部1名,です. https://t.co/2WMDy5uwQ9
— 野島 高彦【化学】 (@TakahikoNojima) 2017年10月27日
次回予告
ベンゼン環を含む有機化合物について学びます.配布物で必ず予習し,理解できない点について講義で学ぶやり方をすること.
参考書籍
- 作者: John McMurry,伊東二,児玉三明,荻野敏夫,深澤義正,通元夫
- 出版社/メーカー: 東京化学同人
- 発売日: 2013/02/12
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- 作者: John McMurry,伊東二,児玉三明,荻野敏夫,深澤義正,通元夫
- 出版社/メーカー: 東京化学同人
- 発売日: 2013/02/27
- メディア: 単行本
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- 作者: 井本稔
- 出版社/メーカー: 東京化学同人
- 発売日: 1990/10
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