1月10日(金)4限に行われた看護学部後期試験問題と解答を公開します.
[1]〜[5]の中から,5問を選んで解答用紙に解答せよ.いずれも25点の配点である.4問を超えて解答した場合,正答した場合には通年成績に加算する.
[1] スクロースの0.100 mol L-1の水溶液が示す浸透圧と同じ大きさの浸透圧を,同じ温度で示す塩化カルシウムCaCl2水溶液を500 mL調製するためには,何gのCaCl2が必要か.CaCl2は水中で完全に電離するものとする.CaCl2のモル質量は111 g mol-1とせよ(有効数字3桁).
1.85 g.
教科書160ページ章末問題2と同一問題.
[2] テクネチウム-99mは医療診断に用いられているラジオアイソトープであり,その半減期は6時間である.本日正午にテクニチウム-99mが4.00 gあったとすると,明日の正午,このテクニチウム-99mは何mgになっているか(有効数字3桁).
250 mg.
第20回確認問題と同一問題.
[3] 以下の有機化合物(1)〜(28)の中から,石油化学基礎製品をすべて選び,その記号と名称を答えよ.解答欄を全て使うとは限らない.
(5) エチレン,(6) プロピレン,(8) 1,3-ブタジエン,(17) ベンゼン,(18) トルエン,(21) o-キシレン,(22) m-キシレン,(23) p-キシレン
今年度模擬問題の類似問題.
[4] 三大合成繊維である(a)アクリル,(b)ポリエステル,(c)ナイロンについて,主成分となっているポリマーの化合物名を挙げ,それぞれについて繰り返し構造の化学式を記せ.(c)に関しては複数の化合物が当てはまるので,それらの内の一種類を解答せよ.
(a) ポリアクリロニトリル,(b) ポリエチレンテレフタラート,(c) 6,6-ナイロンあるいは6-ナイロン.
化学式は省略.
今年度模擬問題の類似問題.
[5] 以下の有機化合物(1)〜(4)に対して加水分解を行った際に生じる化合物の構造式をすべて記せ.加水分解反応は完全に進行するものとする.
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