Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・一般教育部・野島 高彦)

大学基礎演習B(10)伝わるメッセージの組み立て方

授業内容

  • [解説]実験レポート講評
  • グループ替え
  • [解説]あなたは相手に何をさせたいのか?
  • [演習]どのように指示すれば伝わるだろうか?
  • [解説]なぜあなたの目標は達成できないのか?
  • [解説]言葉を組み立てて相手を動かす
  • [演習]どのようにお願いすればよいのだろうか?
  • [解説]リアクションペーパーで差を付ける
  • [解説]答えは相手が知っている
  • 実験レポート返却(先週提出だったもの)

実験レポート講評

先週提出してもらった実験レポートはすべてに添削のうえ,本日返却しました.

これらレポートにもとづき,今後,実験レポートを書く際に注意する必要のある点を解説しました.
こちらに記載→ 実験レポート講評(第9回演習)

グループ替え

2度目のグループ替え.この組み合わせで最終回まで行きます.
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授業内容要約

配付資料に記載→ (10)伝わるメッセージの組み立て方
グループワーク用ワークシート→ ワークシート

次回予告

  1. 2回に分けて「主観的に結論を下す」ことを考えます.次回第11回目には「その場で知っていること/考えていることに基づいて結論を下す」ことを,その次第12回目には「いったん下した決定を見直し,賛否両論を比較しつつ結論を下す」ことを学びます.「科学的に正しい/正しくない」や「法律的に正しい/正しくない」こたばかりではないのが世の中.「どちらもそれなりに根拠があって正しい」という場面で,結論を下さなければならないとき,人間はどのように考えるのでしょうか?
  2. 第13回目には「調査レポート」を提出し,その内容を全員に1分間の持ち時間で発表してもらいます.そのための準備を次回から開始します.

参考書籍

今回の演習では以下の書籍を参考にしました.

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

カーネギー 心を動かす話し方―一瞬で人を惹きつける秘訣

カーネギー 心を動かす話し方―一瞬で人を惹きつける秘訣

  • 作者: デールカーネギー,山本悠紀子,Dale Carnegie,田中融二
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本
  • 購入: 3人 クリック: 56回
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