Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・一般教育部・野島 高彦)

2009年からのTwitterとブログの利用状況を調べてみました

化学講義の記録+αを残しているブログ「大学1年生の化学」も,Twitterも,利用を開始したのは2009年の春先でした.当時はSNSがこれほど普及するとは思っていなかったし,学生にSNSの利用法を教えることになるとも思わなかったし,新任教職員研修でSNS利用法をレクチャーすることになるなんて想像もしていなかったわけで,何がどうなるか全くわかんないのが人生です.

ちょいとここで利用状況を2枚のグラフにしてみました.

ブログ

まずはブログの月別記事数.青の折れ線が毎月の記事数で,緑の棒が1年ごとの月別記事数平均値です.
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2009年は平均して月に19件の記事を書いていましたが,徐々にコレが減って行って,昨年2012年には12.5件になりました.2009年は化学実験をほぼ毎回記録していたのですが,2010年からはコレを止めたことが記事数減少の主な原因です*1.今後もこんな調子でしょう.

Twitter

一方,Twitterですが,2009年の春先には「試験運用」という感じで,使い方もよくわからなかったし,フォローするアカウントも一桁,という調子でした.
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北里大学の学生と最初につながったのは2009年の6月.理学部化学科の3年生でした*2.他にもTwitterユーザがいないかとアレコレ探し回ったのですが,その当時の国内SNSではmixiが主流で,mixi内に北里大学関連のコミュニティがイロイロできてはいたものの,Twitterを使っていた学生も教職員も極少数でした.

ブログを更新したらURLをツイートする,なんていうことを始めたのもこの時期でした.

2010年度になってから,Twitterの利用を学生に勧めるようになり,相互フォロワーが増えて来て,ツイート数が爆発的に増えました.2011年度には最終的に,私の講義を履修している学生の3割とか4割とかが相互フォロー関係になりました.

2012年度も学生との相互フォロー数がこの調子で増えるものと予想していたのですが,この年度は1年生の多くがLINEを使ってつながるようになり,Twitterでのつながりは全年度と比べて少なくなりました.

新しいシステムが登場するとユーザがゴッソリ引っ越すこともあるのでしょうが,TwitterからLINEへの大移動には非常に驚いたのが2012年でした.

2013年は?

これまで,まとまった文章はブログに記録し,ブログの更新をSNSでお知らせする,という組み合わせにしてきました.SNSではTwitterがメインで,電子メールよりも手軽な通信インフラであるとともに,リツイートによって想定外のつながりが生まれる場でもあり,この偶発性を私は大切にしています.1月の時点では今年もこの路線で行こうと考えています.

もちろん,新しいシステムが登場してガラリとSNS環境が変わる可能性もあり,それはそれで楽しみです.

*1:2010年度からは「教養演習B」にも参加するようになって,そのぶんの記事が増えているのですが,こちらは半期で週に1回だけの科目なので,差し引きで記事数は減少します.

*2:いま大学院で修士論文を書いている時期です.