本日の配布物
今回の授業で解説した内容は以下の配布物に記載されています.
ICT利用状況調査の報告と解説
以下の記事で紹介しています.
グループワーク:「大学生になって」
実際に大学生活を送ってみて,どんなことに気がついたか,どんなことを感じているか,どんなことを考えているか,をグループワークで整理してみました.
解説:「日頃ヒマなわりには〆切前に苦しい思いをするのはなぜか」
多くの大学生が試験直前やレポート提出直前に切羽詰まった状況に追い込まれます.その理由を解説しました.
グループワーク:「スケジュール管理の実際」
各自で工夫している点や困っている点,人に教えてあげたい点などをグループワークでまとめてもらい,発表してもらいました.
解説:「時間を仕分けする」
35,040時間.
4年制大学の大学生として過ごせる時間の長さです.これが大学生活の「持ち時間」になります.持ち時間は有限です.アレもコレもやりたいところですが,物理的にムリです.そこで,時間の使い道を「仕分け」する必要があります.
「重要でもないし急ぎでもない」の撲滅を目指し,それから「ジャマ」が入りそうな場面を想定して避難する方法を準備し,そして,緊急事態を招かないように計画的に試験対策やレポート制作を進めることが成功の秘訣です.
解説:「上手にレポート課題をやっつける」
「がんばる」とか「努力する」とか「がまんする」ではなくて,攻めの姿勢は「やっつける」.
やっつけるために必要な時間を見積もっておいて,持ち時間に割り当てれば〆切寸前になって絶望的な状況に追い込まれることはありません.
解説:「自分の『性能』を知る」
1時間で何ページの本が読めるか,1時間でA4サイズの文章を何文字書くことができるか,文章を書くのは得意か,グラフやイラストを描くのにどれくらい苦労しているか,など,自分自身でなければ知らない自分の「性能」を理解しておくことによって,ムリのないプランを立てることができるようになります.性能を知るためには,実際に時計で時間を計測してみる必要があります.たいていの場合,自分自身で考えていた必要時間と,実際にかかった時間とがまったく違うものです.
次回までの課題
次回とその次のテーマは「授業ノートは役立つ記録」です.高校までと同様に黒板を使う方式,パワーポイントのスライドショー,配布プリントを解説する形式,言葉による伝達,などなど,様々な形式があり,とまどっている人も多いところです.そこで「ノートのとりかた」について感じていること,困っていること,工夫していること,などをA4用紙1枚に纏めてくることにします.次回,その内容に基づいてグループワークをやります.
これまでの授業記録
参考書
今回の授業では以下の書籍を参考にしました.どちらも成功している理系研究者が,「しごとのやりかた」を解説してくれている書籍です.
やるべきことが見えてくる研究者の仕事術―プロフェッショナル根性論
- 作者: 島岡要
- 出版社/メーカー: 羊土社
- 発売日: 2009/08/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 鎌田浩毅
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/05
- メディア: 新書
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