バリタ水のビンに「うわずみを取る」の注意ラベルを貼りました.これで沈殿を吸い取る件数は減るでしょう.
バリタ水は二酸化炭素が吹き込まれると沈殿を生じる溶液です.有機定性実験では,この性質を利用して二酸化炭素の発生を確認します.各班はこのビンから1 mLのバリタ水を取って行くのですが,底のほうからピペットで吸い取り,沈殿ごと持って行って使ってしまう班がときどきあります.そうなると,二酸化炭素の発生が確認できません.
実験開始時の説明では,毎回毎回,「沈殿を吸うな/上澄みを取れ」と指示しているのですが,他にも注意事項がたくさんあるので,これは忘れられがちです.
というわけで本日,「うわずみを取る」の注意ラベルを貼ることにしたわけです.
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