Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・一般教育部・野島 高彦)

(1)授業計画と連鎖紹介

今年度から木曜日2限の「教養演習B『大学生としての学び方』」を単独で担当します.昨年度は木曜1限を4名の教員で分担担当したのですが,そこから「独立」したようなものです.

「自分が大学1年生のときにこんなコースがあったら絶対に履修するぞ!」という内容で,毎回毎回新しいことを試していく全15回のコースにします.

出席学生の顔ぶれ

25名が出席しました.所属は,医療衛生学部医療検査学科,獣医学部生物環境科学科,獣医学部生物資源科学科,看護学部,海洋生命科学部でした.学科を越えた交流は新しいものごとを生み出す原動力になります.楽しみです.

授業運営方針

12月のシラバス執筆時期に書いた考えを説明しました.

第1回グループ分け

クジびきで全体を5グループに分けました.5月と6月にもグループ分けをやって,全体をシャッフルします.

連鎖紹介

輪になって自分の左側の人を「取材」し,その内容を右側の人に「紹介する」という方法です.グループで「取材」と「紹介」をやってから,全体で「紹介」を続けて行きました.「取材」をするための「記録用紙」をあらかじめ配っておいて,授業後に回収しました.いきなりやることになったグループワークに1年生がどのように取り組んだかがわかる「生データ」です.

アンケート

次回のテーマは「インターネットは頼れるパートナー」です.無料で利用でき,しかも上手に使えば,学業にも趣味にも役立つインターネットがテーマです.そこで,履修者が今の時点でどの程度インターネットを利用しているのか,また,自宅のIT環境はどうなっているのか,調査しておくことにしました.

次回までの課題

電子メールアドレスの登録
今週土曜日までに私宛にメールを送り,電子メールによる連絡がとれる状態にすること
インターネットについて思うこと/考えていること/感じていること,をA4一枚に整理
なんでも自由に書いてくればOK*1
TwitterのIDをとる(今回は強制しない)
ソーシャルネットワークサービスとしてTwitter利用を強く推奨します.2011年4月時点で,コミュニケーションツールとしても情報収集ツールとしても,そして情報フィルターとしても,日本の大学1年生にとってTwitterが最強だと考えるからです.

定員に余裕があります

履修制限30名としてあります.まだ5名分の余裕があるので,履修希望者は19日(火)の17時までにe-mailにて連絡をください.追加申し込みが5名を越えた場合には,抽選を行います.くわしくは掲示板を確認のこと.e-mailのアドレスは私のサイトに書いてあります.

[重要] kitasato-u.ac.jpからのメールを受信できる状態にしておいてください.携帯メールからの申し込みに対してこちらから返事を出したものの,メールが届かず返送されてくる場合があります.←すでに1件あり.

2011年度教養演習

www.tnojima.net

このブログを書いている人

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*1:「レポート」と表現しないのは,このコースで「レポートの書き方」を扱う前だからです.