Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・一般教育部・野島 高彦)

(2)高校までと大学との違い

雨.相模大野(小田急電鉄)か相模原(JR横浜線)から大学までを結ぶバスのダイヤは雨が降るとすぐに乱れます.通常は20分とか25分となっている乗車時間が,雨の日には1時間を超えることも珍しくありません.本日も1限開始時刻9:00を過ぎてから駆け込んでくる学生が数名いました.

高校までと大学との違い

情報学の藤原先生が高校までは「生徒」だったが,大学からは「学生」になることの意味について説明されました.

担当教員の大学時代

江川先生,私,小島先生の順に,学生時代の写真を投影しつつ自分自身が大学1年生だったときの頃の記憶を振り返りながら話しました.

1年間の目標

グループワークのはじまりです.4グループにわかれて,1年後の自分はどのようになっていたいかを自由に話し合ってもらいました.アルバイトを体験してみたいとか,部活で活躍したいとか,TOEICなどの資格試験に挑戦してみたいなど,大学新入生らしい声がきこえてきました.

目標実現可能性の考察

立てた目標がはたして実現可能なものなのか,可能ならばそのために何をすべきなのか,を各自で考察してもらいました.

スケジューリング

目標実現のためには毎日のスケジュールをしっかりと立てることが重要です.起床から就寝までのタイムテーブルを一週間分つくってもらいました.「大学」などと不明瞭な書き方をせず,具体的な科目名を記すこと,予習や復習のための時間も確保して割り当てること,「余暇」などと漠然と書かずに,何をやるのか明確にすること,などに気をつけて計画を立ててもらいました(プライバシーを侵害することのないよう,すべてを洗いざらい記せとは指示せず,学生が自分自身で公開できる範囲で書いてもらいました).タイムテーブルは提出してもらいました.

次回予告

ノートのとりかた,を扱います.

2010年度教養演習

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