Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・一般教育部・野島 高彦)

ハワイ出張(3)ワイキキ水族館見学

会議参加のために出張に行くと,聞きに行く講演と講演の間にまとまった時間ができることがあります.そういうときには,研究や講義のネタを探しに,会場近くの施設に出かけて行くことにしています.

今回はワイキキ水族館を見学しに行きました.

ワイキキ水族館の概要

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アメリカで3番目に古い水族館です.100年以上の歴史があります.日本人の見学者も多く,日本語解説トランシーバーの貸し出しや,日本語によるパネル解説もあります.

サンゴの研究

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ワイキキ水族館ではハワイ州立大学とともに海洋生物の研究も進めており,サンゴも研究対象のひとつです.南の島らしい研究課題です.

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↑サンゴの乾燥標本.主成分は炭酸カルシウムCa(CO3)2です.

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↑サンゴの生育速度がわかる標本.サンゴを薄くスライスしてX線撮影すると,年齢がわかります.この標本は34年かけて成長したものです.

水質管理システム

サンゴを研究するためには,水族館内でサンゴを安定して生育できるようにならなければなりません.そのため,サンゴ飼育システムの開発も進められています.

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↑水温表示は華氏表示(°F)です.77 °Fは何℃でしょうか.

°C = (5/9)(°F - 32)

記念写真

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フレームに入った写真も販売されていますが,e-mailでjpgファイルを送ってくれるサービスもあります.今回はこれをオーダーしました.

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