Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・一般教育部・野島 高彦)

海洋生命科学部1年D組2012年度後期面談 #mbd2012


先週の木曜日から海洋生命科学部1年D組在籍者との面談を進めています.年に2回ある面談の2回目です.今回の主目的は,前期成績表を手渡すことと,後期開講選択科目の履修アドバイスをすること,そして,前期の成績がアレな学生にキツくお灸を据えることです.日程に余裕がないため面談時間は5分間です.

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5分間で何をやるのか

後期開講選択科目の履修アドバイスと言っても,学生は履修システムを理解しているし,履修登録時にミスを犯しそうになっても事務でチェックが入るので,特別に担任の私がどうこうするものでもありません.
前期の試験でずっこけてしまっている学生も何人かいますが,不慣れな記述式解答科目で調子が出なかったとか,ヤマをかけたらハズれたとか,レポート提出期限にまにあわなかったとか,私が大学生だった頃にも普通にあった理由が原因でした.自分がどれくらいピンチなのかは理解しているのです.

困る相談

「どの科目を選ぶとよいでしょうか?」という質問が困ります.開講されている科目の内容は私にはわからないし,そもそも特定の科目を奨めるのは問題ですね.
「多く取っておくべきでしょうか?」という質問も困ります.履修登録科目数に正解というものはないからです.必要単位数ちょうどの登録だと1科目不合格になったときにピンチだし,かといって多く履修すると労力が分散して苦戦する,という場合もあるからです.
そういうわけでこれらの質問に対しては,「時間割で空いている時間帯に開講される科目の中で,興味の持てそうな科目を選ぶのがいいんじゃないかなー」などと答えるしかないわけです.
私のところに来て,後期の選択科目履修について相談してはみたものの,まったく役に立たなかった,なんていう場合もあるわけです.

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