Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・野島 高彦)

ICT利用状況調査2013

私が担当している今年度の「大学基礎演習B『大学生としての学び方』」を履修している28名の学生を対象に,インターネット上の各種サービスをどれくらい利用しているか/利用していたか/知ってかるか,のアンケートをとりました.また,自宅にどの程度のPC関連機器が整っているのかも調査しました.今回で3回目になります*1

アンケートの内容

具体的なサービスは以下の11通りです.

  • 大学入学前からE-mailを利用していたか
  • E-mailのアドレスを2個以上持っているか
  • 自分のブログを持っているか
  • 自分のホームページ(ブログは含めない)を持っているか
  • mixiのIDを持っているか
  • Twitterのアカウントを持っているか
  • Facebookのアカウントを持っているか
  • Google+のアカウントを持っているか
  • LINEを利用しているか
  • 2ちゃんねるを利用しているか

これらに対して利用状況を以下の4通りから選んでもらいました.

  • 使っている
  • 使っていたが,今は使っていない
  • 使っていないが,どんなものかは知っているつもり
  • 使っていないし,なんだかよくわからない

調査用紙(PDF)→ICT利用状況基本調査

集計結果:インターネット上のサービス

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今年度は次のような傾向がみられました.

E-mailは標準インフラとして定着している
89 %の履修者がE-mailを大学入学前から使っています.E-mailは大学1年生にとって標準インフラになっています.
恐るべしLINEの普及率!
1年前にはまだまだマイナーな存在だったLINEが今年は82 %の履修者によって利用されています.E-mailに次ぐ共通インフラとして考えられる存在になっています.
個人ホームページの時代は終わった
去年は1人だけいた個人ホームページの所有者がついにゼロになりました.時代はSNSへ.
SNS利用率は高まったがmixi利用率が低下
Twitterは54 %の履修者が利用中.昨年度の33 %から増加.Facebookは9.5 %から25 5へ,Google+は4.8 %から21 %へ増加.その一方でmixiは24 %から14 %へダウン.

集計結果:自宅で利用可能な機器

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基本的には昨年度と同様の回答が寄せられています.

  • PCもプリンタも過半数の学生が自由に利用できる状況にある.
  • デスクトップ型PCよりもノートPCのほうが利用者が多い.
  • スキャナの普及率はまだまだ.

大学生活を有意義に過ごすためにインターネットを活用しよう

コンピュータとインターネットは,従来の「しごとのやりかた」が要した時間と労力を圧倒的に短縮し,生産的で創造的なものごとのために時間と労力を生み出してくれるだけでなく,人と人との出会いやコミュニケーションの可能性を飛躍的に広げてくれています.
機械にやらせれば済む作業は機械にやらせることにして,「人間でなければできない仕事」に,人生の持ち時間を割り当てたいと思いませんか?

参考書籍

LINEの爆発的普及には理由がありました.ITやPCを長く使ってきた層には不可解なLINE普及現象は,世代による利用デバイスの違いが大きく関係していました.以下の書籍にそのことが詳しく書かれています.

LINE なぜ若者たちは無料通話&メールに飛びついたのか? (マイナビ新書)

LINE なぜ若者たちは無料通話&メールに飛びついたのか? (マイナビ新書)

*1:大学の時間割が毎年変更になるため,この科目を履修している学生の所属学部には違いがあります.例えば2011年度にいた看護学部の学生は昨年度も今年度も0人でした.一方で,昨年度までは0人だった薬学部の学生が今年度は履修していますが,これは昨年度までこの時間に開講されていた必修科目の時間帯が動いたためです.