Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・野島 高彦)

(6)文章に記されている内容の読み解き方

配布物

キーワード記録方式の最終チェック

前回の授業では,講義を聞きながらキーワードをメモしておき,講義後にキーワードの意味を調べつつ,自分で説明ストーリーを組み立ててみる方法を学びました.これは主にスライドショー形式の講義に対する対策だったのですが,講演を聞くときにも使える方法です.そのことを模擬授業で確かめました.模擬授業のネタは「長さを測る」です.メートル法制定の歴史から,光速を用いる現在の定義まで.

グループ替え:ふたたびクジ引き

新しい組み合わせで今回から5回を進めます.

解説:手順書を読んで理解する

実験実習科目では,実験手順書に書かれているとおりに作業を進めることがほとんどです.しかし,実験手順書には「そんなのはあたりまえだからわざわざ書かない」という箇所があったりして,理解するのが難しく感じる場合があります.

「おやくそく」になってしまっていて,わざわざ省かれている情報.

実は私たちの身の周りにもそういった説明文がたくさんあります.たとえがインスタントラーメンのパッケージに記された「つくりかた」の説明文.コンロが必要だとか,時間を計るために時計が必要だとか,そういう「あたりまえ」のことは書かれていません.

今回はインスタントラーメンの作り方を例に,「省略されている情報」,「前もって準備しておくことが必要な作業」を探り出すとともに,実際に調理するときの作業手順を書くまでの流れを説明しました.

グループワーク:手順書を書いてみる

インスタントラーメンの作り方で説明した方法を,別の作業に応用してみましょう.ホットケーキの作り方を書いた一枚のメモについて,「省略されている情報」,「前もって準備しておくことが必要な作業」を探り出すとともに,実際に調理するときの作業手順を書いてみました.

ホットケーキの作り方は菓子メーカーのサイトで公開されているものを利用しました.

次回予告

  • 解説:実験実習レポート対策
  • 解説:実験ノート記録法
  • 解説:考察ネタを探す
  • グループワーク:実験手順書を書いてみる

これまでの授業記録

関連リンク