読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・野島 高彦)

(7)化学式と化学反応式I

出席21名.前回より数名増えました.この先,計算問題の解き方を含む演習がメインになってきます.

化学反応式

まず化学反応の前後で原子数が変化しないことがポイントです.原子数が変化しないので質量も変化しません.これが質量保存則です.反応前が反応物,反応物からできるのが生成物です.反応物と生成物との相対量を示すために化学式に係数を割り当てます.この際,最も簡単な整数比で記述します.また,「1」は省略します.これは数学の記号と同じです.

係数を求めるにあたっては未定係数法を用いるのが便利です.この方法では反応に関わる化学式それぞれにa, b, c, d, ・・・・と係数を割り振っておき,それらの相対的な整数比を求めます.

イオン反応式

反応に関係したイオンだけで示した化学反応式がイオン反応式です.イオン反応式を記述する際には反応の前後で電荷の和が保存されていなければなりません.

化学反応式の量的関係

化学反応式から分子数,物質量(mol),質量,気体の体積,といった情報を得ることができます.これらのうち与えられた情報および分子量(あるいは式量)を用いて不明な情報を得ることができます.

コメント・感想・その他

化学反応式で係数を決めるときに,左辺と右辺で,1カ所ずつしか出てこない元素がある場合,それを基準にして考えればわかりやすいということがわかりました.

何かとっかかりがみつかれば,そこから先にスムーズに行くものです.それを見つける力は,問題を解いて身につけるしかありません.

自分のネックは,言葉で分子名を与えられているときに,その分子式がわからないというところでした.硫酸といわれたときにH2SO4が思い出せなかったので,しっかり覚えるようにしたいです.

自分の弱みが分かれば,そこを補強することに力を注ぐことができますね.

ケアレスミスに気を付けたい.

ぜひ気をつけましょう.もったいないです.

今回は問題数が多かった上に,計算も多かったので大変でした.

慣れ,です.

「↑」気体発生,「↓」沈殿発生を示していたんですね.今まで↑と↓が何を示しているのかわからなかったので,今日知れて良かったです.2番と3番が短時間で正確に出来ないと判明したので,練習しておきます!

こうやって一つずつ解決して行くことが大切です.

次回予告

第8章「化学式と化学反応式II」に進みます.

前回までの記録