Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・一般教育部・野島 高彦)

北里大学講師に着任・就任式に参加

北里大学に講師として着任しました.所属は「一般教育部自然科学教育センター化学単位」です.化学単位は6名の専任教員から構成され,一部の学科を除く北里大学全1年生を対象に「化学」講義,「化学実験」,および高校レベルの「化学要習」を担当する組織です.

本日は10時からキャンパス内の体育館で就任式が行われました.ここに集まったのは518人の新規採用者.出席者の過半数はどう見ても私より一回り若い女性.北里大学が持つ4つの病院で働くことになる看護師だったようです.大学教員としての採用は40名強,一般教育部には化学・物理・生物それぞれに1名ずつの新規採用がありました.

式が終わった後は一般教育部の事務説明と辞令交付.昼休みをはさんで新規採用者向けの説明会,さらに一般教育部での会議,そして懇親会.

一般教育部には理系と文系をあわせて61名の専任教員が所属しています.総合大学の縮小版といった感じです.

大学のキャンパスといえばケネディの演説を思い出します.

「古い礼拝堂や蔦のからまる大学図書館が美しいのではなく、無知を恥じ、お互いに切磋琢磨する学生仲間と教師が、大学のキャンパスの美しさを作り上げているのだ」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9

次の世代に化学を伝えて行く仕事に最善を尽くして行こうと決意を新たにした一日でした.