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Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・野島 高彦)

2016年度になって北里大学での8年目が始まった4月1日:人生は確率の支配から逃れられない

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キャンナビ @KitasatoNavi のブログに,初代リーダーをつとめた べっちくん (医学部卒業)からの 最後の投稿 があって,その通りだって思いました.

努力が必ず報われるとは限らないが、報われた人は皆努力している。

彼の言葉ではなくて,彼が最後に選んだ言葉.

在学中の彼はワケわかんないこともイロイロやってたし,ワケわかんないこともイロイロ言ってたけど,自分の苦労や努力を美化しアピールする話は,私の知る限り,していませんでした.

そうした姿と整合性が取れている最後の投稿.困難に負けない良き医師になってくれると信じています.

グッドラック☆

「努力は裏切らない」みたいな思考はアレ

「努力は必ず実る」とか「努力は裏切らない」みたいな思考に,私は全く共感できません.スタート地点でじゅうぶんに到達可能な目標設定だけするパターンを繰り返して人生を送って来た人々はそういうのに共感するかもしれないけどね.

「努力によって成功の確率を高めることができる」と「その確率は100 %ではない」っていう現実のセットを受け入れて生きていくことが,挫折することなく人生を続けて行くためにはオススメです.80年とか90年とか100年とか生きるんだしさ.

人生は確率の支配から逃れられないんだよ.

さようなら2015年度

朝起きてiPhoneの通知を見たら,キャンナビLINEに卒業生の「退会」がズラーーーーっと並んでいて,あらためて「あの人々は去って行った」を実感した朝でした.
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キャンパスにきみたちがいないことを理解するにはもうちょっと時間がかかりそうだ*2.

#科研費落ちたの私だ

#科研費落ちたの私だ になった模様.科研費っていうのはお役所に研究申請書を書いて審査を受けてパスすると交付される研究予算のことです.

今回はこれまでとは全く違うネタで申請書を書いてみて,「案外こういうのがイケるかもしれない」と「こういうのはダメだろう」のどちらかだって考えていました.

競争的研究資金獲得レースで初勝利を収めたのは2003年度で,科研費は2005年度が初勝利,それ以降先月末日まで何らかの競争的資金を連続獲得してきたのですが,今回はハズしました.

振り返ると2007年度に1年間だけ科研費をハズしたことがあったんですが,そのときは

If you can’t rock me, somebody will!!

って叫んで,財団助成金を獲得してきたのでした.

今回は somebody willじゃないし,失恋したときのようにフィール・ソー・ブルー.ホント失恋に似てる.

次回の応募に向けてリスタートするのと,科研費以外の資金獲得も試みるのと,そしてコレも努力と工夫によって変化が可能な確率の問題.科研費に採択される確率は約3割.

むかし「3回応募すれば1回はパスする計算だろ.科研費3年連続して落とされたらネタを変えるか仕事をやめるかしなさい」って言われたけど,辞めないよー

不撓不屈.

幸運の女神を振り返らせるんで,そこんとこ,よろしく☆
takahikonojima.hatenablog.jp

3年目のお花見イベント

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#北里つながろう プロジェクトの年中行事その1:お花見

今をさかのぼること2年前,Twitterで知り合った薬学部入学予定の1人が「大学初日にお花見しようよー」って言ったのに便乗して,中庭でお花見と称して「だるまさんころんだ」したあたりが,#北里つながろう プロジェクトの年中行事「お花見」のスタートでした.

本日ガイダンスがあった薬学部と獣医学部と看護学部の1年生のほかに,ヒマつぶしに登校していた他学部の1年生とか,あと2年生とかも合流しました.

SNS時代になって3月末日までにオンラインで知り合いのネットワークが広がって,LINEで相談して初登校日にどこかで待ち合わせて一緒に登校する,っていうグループができまくった結果,そういうのに乗り遅れてしまってガイダンス初日の教室で居心地が悪い,みたいな人々も出て来ていて,そういう人々がこのお花見イベントに合流して再出発,みたいなこともあります.

「あの人たちは何をやってるんだろー」って思ってやって来る人々とか,「Twitterで回ってきたコレにでも行ってみようかなー」っていう人々がココで合流して,その先も仲良く過ごしてる,っていうケースが毎年あるので,来週7日(水)も雨が降らなければ第2弾やります.

いろいろな出会いを試みることによって,おもしろいものごとや,楽しいものごとに出会う確率を高めることができます.何もしなければ確率は変わらないけど,何かやってみれば確率を,ちょこっとかもしれないけど,望ましい方向に導くことができます.

「やってみよー」っていうノリは大事だよね.

今日は2Nの かな @sugisansan88 と 2SBの あぽ @sayaka_wata が手伝ってくれたんだけど,7日は2CEの まっぽ @1126maho_sky と 2CEの あんな @piglet_anna000 も手伝ってくれる予定です.3OVの にも @momokonakatani も手伝ってくれるはずなんだけど3年生の予定がわかんないからアレ.2SBの りき @SAR1211_sb もいるんだけど,自由人な彼の行動が不明.この人々が2016年度の #北里つながろう プロジェクト各種イベント実行チームです.仲間募集中.

togetter.com
takahikonojima.hatenablog.jp

専任教員全員集合の

新年度初日なので一般教育部専任教員全員集合な会議がありました.毎年コレがあります.

新しく学外から赴任された先生とか,内部昇進された先生とかの紹介があって,そういえば私がココに来たのは2009年,7年前だったなーって思い出し,あの頃の自分に会いに行くことができたとして,「それで今なにやってるわけ?」って聞かれても一言で概要を説明できないし,たぶん理解してもらえないだろうなーって思いました.

最善の選択肢を選び続けてきた結果がコレなんです.

人生に関して未来を予測して高精度に的中させることは不可能です.なぜならあちらこちらが確率によって支配されているからです.ところどころには自分ではコントロールできないしくみになっているルーレットもあるし.だからこそチャンスが来たときにはルーレットを回すし,求めている数字が出るまで何度でも何度でも何度でも回すんだけど,ときどき「コレもコレでいいんじゃないか?」っていう偶発的な結果が出て来ることもあります.

未来を予測する最善の方法は、自らそれを創りだすことである。
The best way to predict the future is to invent it.
ーーーーーー アラン・ケイ

Twitterってコワいかなー

全員集合な会議の後で懇親会みたいなのがあって,英語の先生から「質問しに来る学生が『のじませんせいのTwitter』をネタにしてることがあって,」っていう話をききました.「たくさんの人々に読まれてるわけですよね? 怖くないですか?」

怖いと思ったことはありません.

私にとってTwitterは「人生を拡張するしくみ」です.どこからどこまでが「リアル」で,どこからどこまでが「ネット」なのか,なんてことは考えません.SNSは,時間と場所っていう物理的制約があちらこちらで突破できるしくみです.「いつ」「どこ」にいなければならない,がスキップできる優れたしくみだし,非同期性を利用してパラレルにものごとを進行できるしくみです(ソレができないから私は電話が嫌いなのです).そして,相互フォロー関係の広がりに伴っておもしろいものごとや,楽しいものごととの偶発的な出会いの確率が高まるしくみです.

タイムラインの人々の初心忘るべからず

朝のタイムラインには「今日が初登校」とか「今日が初勤務」っていう人々の声が並んでいました.「え”? この人はこんなに弱気だったのか?」もあれば「あーそれ,#あるある 」って思ったり.

この人々といっしょに私も一日を別の場所で終え,またタイムラインを見ると,大学生活とか社会人生活とかプゥ生活とかを1日終えた後の声が並んでいて,この世界のイロイロな場所にイロイロな人がいて,イロイロな人生に取り組んでいるっていうことを再確認しました.

今日が残念な1日だったっていう人には,「明日ステキな1日にしようぜ」,今日がステキな1日だったっていう人には,「明日ステキな1日にしようぜ」.みんなでステキな人生にしようぜ☆

ルーレットは回し続け,サイコロは転がし続け,トランプは何度も何度も何度もめくり続け,望ましい結果にぶつかるまで続けることが人生で成功の確率を高くしてくれるっていうのが私の信じてることです.

このブログを書いている人

takahikonojima.hatenablog.jp

*1:画像出典: http://jp.freepik.com/sxc

*2:キャンパス内の病院に勤務な人々もいるけどね.