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Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・野島 高彦)

研究発表会「色彩情報処理-色覚への応用」


一般教育部基礎教育センター第8回研究発表会「色彩情報処理 -色覚への応用-」,情報科学単位准教授の福田 宏 先生によるセミナーがありました.

同じモノを見ているのに,ひとりひとりに見え方が違う,ということを知ったのは小学校か中学校のころだったと思います.色というものが相対的な感覚なのだと知り,世界に対するとらえかたが変わったように思います.模型をつくったり写真を撮影したりということに関心を持ち続けてきたので,色というものを常に意識してきました.

今回の研究発表会で紹介された内容は「自分に見えている『この色』を,どのように他人に伝えるか」というものでした.この技術的課題が解決されれば,たとえば看護の現場で患者の肌の色を遠隔地にある医療機関に伝える方法,というようなシステムが実現できるかもしれません.ただし色というものは私たちが理解している以上に複雑なものなので,簡単に数値化して済むというような次元のものではありません.ブラウン管や液晶ディスプレイでは表現できないカラーがあるという事実に,私たちの暮らすこの世界の色の広がりを感じました.

リンク

色弱シミュレーションというサイトのことを思い出しました.